共通テスト(理科) 過去問
令和7年度(2025年度)追・再試験
問39 (生物基礎(第1問) 問5)

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問題

共通テスト(理科)試験 令和7年度(2025年度)追・再試験 問39(生物基礎(第1問) 問5) (訂正依頼・報告はこちら)

生物の特徴と、遺伝子とその働きに関する次の文章Bを読み、後の問いに答えよ。

B  生命活動はタンパク質の働きによって支えられている。タンパク質は、各生物の(c)ゲノムに存在する遺伝子が発現することによって合成される。

ある原核生物では、一つのタンパク質を構成するアミノ酸の数は平均するとおよそ270である。この原核生物では、ゲノムに2000個の遺伝子があり、全塩基配列中に占める遺伝子領域の割合は90%であった。この原核生物のゲノムのおおよその大きさとして最も適当なものを、次のうちから一つ選べ。
  • 50万塩基対
  • 60万塩基対
  • 145万塩基対
  • 180万塩基対
  • 290万塩基対
  • 360万塩基対

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この過去問の解説 (1件)

01

この問題は問題文を読み、順を追って計算していけば解ける問題です。

 

①タンパク質を作り出す塩基対の数を割り出す

 

アミノ酸1個指定するには塩基が3個必要です。

問題文を読むと「ある原核生物では、一つのタンパク質を構成するアミノ酸の数は平均するとおよそ270である。」とあります。

 

270×3=810の塩基(810塩基対)が必要ということが分かります。

 

②全遺伝子2000個の長さを計算する

 

遺伝子は全部で2000個あります。

810塩基対×2000=1620000塩基対

これで全遺伝子の長さが1620000塩基対であることが分かります。

 

③ゲノム全体の大きさを出す

 

問題文に「この原核生物では、ゲノムに2000個の遺伝子があり、全塩基配列中に占める遺伝子領域の割合は90%であった。」とあります。

したがって②は・・・

 

ゲノム全体×0.9=1620000塩基対

 

ともいえます。

 

以上の式により

 

162000÷0.9=1800000塩基対(ゲノム全体)

 

したがってこの原核生物のおおよその大きさは「180万塩基対」です。

選択肢1. 50万塩基対

これは誤りです。

選択肢2. 60万塩基対

これは誤りです。

選択肢3. 145万塩基対

これは誤りです。

選択肢4. 180万塩基対

これは正解です。

選択肢5. 290万塩基対

これは誤りです。

選択肢6. 360万塩基対

これは誤りです。

まとめ

補足事項

 

DNAは2本の鎖で出来ています。(ジッパーやファスナーをイメージすると分かりやすいです。)

片方の塩基に3つ((例)A,T,C)が並んでいると、反対側にもA,T,Cと噛みあうように塩基が並んでいて、2本で1セットになっています。

つまり片側に3つの塩基があれば、反対側にもペアになる3つ塩基がくっついているので「3つのペア(塩基対)」が出来ると言えるのです。

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