共通テスト(理科) 過去問
令和7年度(2025年度)追・再試験
問41 (生物基礎(第2問) 問1)

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問題

共通テスト(理科)試験 令和7年度(2025年度)追・再試験 問41(生物基礎(第2問) 問1) (訂正依頼・報告はこちら)

ヒトのからだの調節と防御に関する次の文章Aを読み、後の問いに答えよ。

A  体内環境が一定に保たれる性質を恒常性といい、自律神経系や(a)内分泌系の働きによって調節されている。ヒトの細胞は、血液中のグルコースをエネルギー源として利用する。食物を分解して得られたグルコースは、消化管から吸収され、血液によって全身の細胞に運ばれる。健康な人では、(b)血液中のグルコース濃度(以下、血糖濃度)は、複数のホルモンの作用によって、適正な範囲に保たれている。

下線部(a)に関連して、ホルモンについての記述として適当でないものを、次のうちから一つ選べ。
  • ホルモンは、血液中に分泌されて標的器官まで運ばれる。
  • 1種類のホルモンは、どの標的器官でも同じ応答を引き起こす。
  • ホルモンは、標的細胞に存在する受容体に結合する。
  • 神経細胞には、ホルモンを分泌するものがある。
  • ホルモンには、自律神経系によって分泌が制御されるものがある。

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この過去問の解説 (1件)

01

ホルモンの伝達は以下のイメージで分かりやすくなります。

 

ホルモン:手紙

受容体:ポスト

 

1種類のホルモン(手紙)でも受け取る受容体(ポスト)によって、引き起こされる反応や効果が異なります。

 

(例)緊張したとき出る「アドレナリン」

①肝臓に行くと血糖値を上昇

②心臓に行くと心拍数を上昇

③血管では血圧を上昇

選択肢1. ホルモンは、血液中に分泌されて標的器官まで運ばれる。

これは適切な記述です。

ホルモンは血液の流れによって全身に運ばれて、目的地(標的器官)まで届けられます。

選択肢2. 1種類のホルモンは、どの標的器官でも同じ応答を引き起こす。

これは誤った記述です。

冒頭の解説の通り1種類のホルモン(手紙)でも受け取る受容体(ポスト)によって、引き起こされる反応や効果が異なります。

したがって「どの標的器官でも同じ応答を引き起こす」という記述は誤りです。

選択肢3. ホルモンは、標的細胞に存在する受容体に結合する。

これは適切な記述です。

ホルモンは受容体がある細胞にしか届かない仕組みになっています。

選択肢4. 神経細胞には、ホルモンを分泌するものがある。

これは適切な記述です。

神経分泌細胞」呼ばれ、脳の視床下部などからホルモンを出しています。

選択肢5. ホルモンには、自律神経系によって分泌が制御されるものがある。

これは適切な記述です。

自律神経(交感神経・副交感神経)の命令を受けて、ホルモンの量が調整されることがあります。

(例)すい臓から出るインスリンなど

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