共通テスト(理科) 過去問
令和7年度(2025年度)追・再試験
問50 (生物基礎(第3問) 問4)

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問題

共通テスト(理科)試験 令和7年度(2025年度)追・再試験 問50(生物基礎(第3問) 問4) (訂正依頼・報告はこちら)

生物の多様性と生態系に関する次の文章Bを読み、後の問いに答えよ。

B  高校生のアサヒさんとリクさんは、探究活動で「土壌動物(土壌中に生息している動物)の種類や数に影響を及ぼすのは、どのような条件か」という課題を設定し、里山に出かけた。三つの地点X〜Zで土壌動物とそれぞれの環境の調査を行った。その結果について、土壌動物の分類群(生物種のグループ)ごとの個体数を表1に、分類群の数を図3に、各地点の環境を表2に、それぞれまとめた。

アサヒさんとリクさんは、調査結果から、土壌動物の分類群の数や個体数と、周囲の環境との関係について考えることにした。表1,図3および表2の結果の解釈として最も適当な記述を、次のうちから一つ選べ。
問題文の画像
  • その他の分類群の数は、スギが優占する地点で最も多い。
  • 落葉や落枝の層・腐植に富む層が厚いほうが、土壌動物の個体数が少ない。
  • 二次林の地点では、人工林の地点より、カメムシ類の占める割合が大きい。
  • 下層の植生が発達している地点ほど、ミミズ類の個体数が多い。

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この過去問の解説 (1件)

01

示された表とグラフの内容と選択肢の記述を照らし合わせて、正誤を確認していきましょう。

選択肢1. その他の分類群の数は、スギが優占する地点で最も多い。

これは誤りです。

表1よりその他の分類群の個体数は地点Zが一番多く、表2より地点Zで優占している樹種はアカマツです。

したがってこの記述は誤りです。

選択肢2. 落葉や落枝の層・腐植に富む層が厚いほうが、土壌動物の個体数が少ない。

これは誤りです。

表2より「落葉や落枝の層・腐植に富む層が厚い」のは地点Yと地点Zです。表1のグラフで地点Xと比較すると落葉や落枝の層・腐植に富む層が厚いほう(地点Y、地点Z)が、土壌動物の個体数が多いです。したがってこの記述は誤りです。

 

選択肢3. 二次林の地点では、人工林の地点より、カメムシ類の占める割合が大きい。

この記述は正しいです。

 

地点環境カメムシ類の個体数カメムシ類が占める割合
地点Z二次林4949÷357=13.7%
地点X人工林1÷27=3.7%
地点Y人工林8÷193=4.1%

 

選択肢4. 下層の植生が発達している地点ほど、ミミズ類の個体数が多い。

この記述は誤りです。

 

表1、表2から以下のことが読み取れます。

地点Y:下層の植生は少ない(ミミズ類の個体数:27)

地点Z:下層の植生はよく発達している(ミミズ類の個体数:13)

 

したがって下層の植生が発達している地点ほど、ミミズ類の個体数が多いという記述が誤りだということが分かります。

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