共通テスト(理科) 過去問
令和7年度(2025年度)追・再試験
問55 (地学基礎(第1問) 問4)
問題文
高校生のジオさんは、放課後、理科室に行き、授業で学んだ岩石についてT先生に質問した。
ジオさん:今日の授業で、地殻を構成する岩石が、玄武岩、花こう岩、斑(はん)れい岩などからなり、それぞれに物理・化学的な特徴があることを学びました。しかし、理科室にある、ほぼ同じ大きさのこれらの岩石を手にとっても、密度の違いがあるとは感じませんでした。
T先生:それでは、実際にそれらの岩石の密度を測って確かめてみましょう。
(測定後)
ジオさん:密度は、玄武岩が( ウ )g/cm3,花こう岩が( エ )g/cm3,斑れい岩が3.0g/cm3であることがわかりました。地殻の下にあるマントルの岩石のことも気になってきました。
T先生:上部マントルを構成するのは(a)かんらん岩という岩石で、今回測定した地殻の岩石よりも密度が大きくなっています。
会話文中の下線部(a)は、おもにかんらん石と鉱物Aからなる。鉱物Aとして最も適当なものを、次のうちから一つ選べ。
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問題
共通テスト(理科)試験 令和7年度(2025年度)追・再試験 問55(地学基礎(第1問) 問4) (訂正依頼・報告はこちら)
高校生のジオさんは、放課後、理科室に行き、授業で学んだ岩石についてT先生に質問した。
ジオさん:今日の授業で、地殻を構成する岩石が、玄武岩、花こう岩、斑(はん)れい岩などからなり、それぞれに物理・化学的な特徴があることを学びました。しかし、理科室にある、ほぼ同じ大きさのこれらの岩石を手にとっても、密度の違いがあるとは感じませんでした。
T先生:それでは、実際にそれらの岩石の密度を測って確かめてみましょう。
(測定後)
ジオさん:密度は、玄武岩が( ウ )g/cm3,花こう岩が( エ )g/cm3,斑れい岩が3.0g/cm3であることがわかりました。地殻の下にあるマントルの岩石のことも気になってきました。
T先生:上部マントルを構成するのは(a)かんらん岩という岩石で、今回測定した地殻の岩石よりも密度が大きくなっています。
会話文中の下線部(a)は、おもにかんらん石と鉱物Aからなる。鉱物Aとして最も適当なものを、次のうちから一つ選べ。
- 石英
- 輝石
- 角閃石(かくせんせき)
- 黒雲母(くろうんも)
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この過去問の解説 (1件)
01
マントルの岩石の主な構成鉱物を問う問題です。
では、問題を見てみましょう。
石英(SiO₂)は珪長質鉱物であり、マントルを構成するかんらん岩にはほとんど含まれません。
そのため、この選択肢は誤りです。
かんらん岩の主要鉱物はかんらん石と輝石です。
輝石はMg・Fe・SiO₂などからなる有色鉱物で、マントル岩石の主成分の一つです。
そのため、この選択肢は正しいです。
角閃石もマントル岩石に含まれることがありますが、主成分ではありません。
かんらん石・輝石の方が主要な構成鉱物です。
そのため、この選択肢は誤りです。
黒雲母は花こう岩などの珪長質深成岩に含まれる鉱物で、マントルの主要鉱物ではありません。
そのため、この選択肢は誤りです。
・かんらん岩の主成分:かんらん石+輝石
・輝石:Mg・Feを含む有色鉱物、マントルの主要構成鉱物
・石英・黒雲母は珪長質岩石の鉱物で、マントル岩石には少ない
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