共通テスト(理科) 過去問
令和7年度(2025年度)追・再試験
問58 (地学基礎(第1問) 問7)
問題文
ある海域でマグニチュード7.2の地震が発生し、震源の真上付近で海底堆積物が大規模に崩壊した。次の図2に示されるように、地震発生後、沖合の深海底に設置されていた4本の通信用の海底ケーブル(A〜D)で、時間の経過に伴い、沖合に向かってAからDの順に通信が不通となった。
その後の海底調査により、通信の不通は、海底ケーブルの切断と同時に発生したことが明らかにされた。また、どの海底ケーブルの周辺にも、1層の連続したタービダイトが新たに堆積していた。したがって、海底ケーブルの切断は、(a)タービダイトを堆積させた流れで引き起こされたと考えられている。
文章中の下線部(a)に関して、図2から読み取れる、ケーブルAの切断位置からケーブルDの切断位置に達するまでの流れの速さの説明として最も適当なものを、次のうちから一つ選べ。
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問題
共通テスト(理科)試験 令和7年度(2025年度)追・再試験 問58(地学基礎(第1問) 問7) (訂正依頼・報告はこちら)
ある海域でマグニチュード7.2の地震が発生し、震源の真上付近で海底堆積物が大規模に崩壊した。次の図2に示されるように、地震発生後、沖合の深海底に設置されていた4本の通信用の海底ケーブル(A〜D)で、時間の経過に伴い、沖合に向かってAからDの順に通信が不通となった。
その後の海底調査により、通信の不通は、海底ケーブルの切断と同時に発生したことが明らかにされた。また、どの海底ケーブルの周辺にも、1層の連続したタービダイトが新たに堆積していた。したがって、海底ケーブルの切断は、(a)タービダイトを堆積させた流れで引き起こされたと考えられている。
文章中の下線部(a)に関して、図2から読み取れる、ケーブルAの切断位置からケーブルDの切断位置に達するまでの流れの速さの説明として最も適当なものを、次のうちから一つ選べ。
- ほぼ一定であった。
- 増加した。
- 減少した。
- 増加した後に減少した。
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この過去問の解説 (1件)
01
混濁流の速度変化を図から読み取る問題です。
海底ケーブルAからDが順次切断された時刻と位置から、流れの速さを推定します。
では、問題を見てみましょう。
図から読み取ると、切断位置が遠くなるにつれて切断時刻の間隔が長くなっています。
これは速さが一定ではないことを示しています。
そのため、この選択肢は誤りです。
距離あたりの所要時間が長くなっているため、速さは増加しているのではありません。
そのため、この選択肢は誤りです。
ケーブルAからDに向かうにつれて、同じ距離を進むのにより多くの時間がかかっています。
これは流れの速さが徐々に減少していったことを示しています。
混濁流は斜面を下るにつれて土砂が拡散し、エネルギーを失って遅くなります。
そのため、この選択肢は正しいです。
図から読み取れる傾向は「増加後に減少」ではなく、一貫した「減少」です。
そのため、この選択肢は誤りです。
・混濁流は斜面を下るにつれてエネルギーを失い、速度が低下する。
・ケーブルの切断時刻と位置から速さの変化が読み取れる。
・時刻の間隔が広がる→単位時間に進む距離が減る→速さが減少したことが読み取れる
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