共通テスト(理科) 過去問
令和7年度(2025年度)追・再試験
問64 (地学基礎(第4問) 問1)

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問題

共通テスト(理科)試験 令和7年度(2025年度)追・再試験 問64(地学基礎(第4問) 問1) (訂正依頼・報告はこちら)

自然環境と災害に関する次の問いに答えよ。

次の文章中の( ア )・( イ )に入れる語の組合せとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。

日本の春には、黄砂による大気汚染や視界不良などの被害がしばしば発生する。黄砂は、日本から3000〜5000kmほど離れた大陸の乾燥域の砂塵(さじん)が、強風によって大気中に巻き上げられ、( ア )に乗って広範囲に運ばれる現象である。( ア )の速度が時速100km程度だとすると、日本へ到達した黄砂の砂塵は、( イ )前に巻き上がったものだと推測できる。
  • ア:偏西風  イ:数日
  • ア:偏西風  イ:数週間
  • ア:貿易風  イ:数日
  • ア:貿易風  イ:数週間

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は「ア:偏西風 イ:数日」です。

 

この問題では、黄砂が日本まで運ばれる仕組みと、到達するまでにかかる時間を考えます。

 

黄砂は、中国やモンゴルなどの乾燥した地域で砂や土が強風によって巻き上げられ、偏西風に乗って日本まで運ばれる現象です。

偏西風は、主に中緯度地域の上空を西から東へ吹く風です。

 

また、黄砂が発生する地域から日本までの距離は3000〜5000km、風の速さは時速100kmなので、移動にかかる時間は、

3000÷100=30時間

5000÷100=50時間

となります。

 

つまり、約30〜50時間(約1〜2日)で日本に到達するため、「数日」が適切です。

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02

この問題のポイントは次の2つです。

①黄砂は偏西風によって、日本まで運ばれる。

②距離と速さから、およその移動時間を計算する。

選択肢1. ア:偏西風  イ:数日

黄砂は、中国内陸部やモンゴルの乾燥地域で、強風によって巻き上げられた砂やちりです。これらは、上空の偏西風に乗って、日本や朝鮮半島まで運ばれます。

一方、貿易風は、熱帯地域で東から西へ吹く風であり、日本へ黄砂を運ぶ風ではありません。

よって、(ア)=偏西風となります。

 

問題文より、

・距離:約3000~5000km

・風速:約100km/h

なので、

・3000km÷1000km/h=30時間

・5000km÷100km/h=50時間

となります。

30~50時間は、約2日。

よって、(イ)=数日となります。

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03

黄砂の発生と輸送に関する問題です。

黄砂が日本に届くまでの輸送手段(風)と所要時間を計算します。

では、問題を見てみましょう。

選択肢1. ア:偏西風  イ:数日

黄砂は中国北部・中央アジアの砂漠地帯から偏西風に乗って運ばれます。

偏西風の速度が時速100kmとすると、3000〜5000kmの距離を30〜50時間、つまり数日で到達します。

そのため、この選択肢は正しいです。

まとめ

・黄砂は偏西風に乗って中国北部から日本へ運ばれる

・偏西風:中緯度(約30〜60度)で西から東に吹く

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