共通テスト(理科) 過去問
令和7年度(2025年度)追・再試験
問65 (地学基礎(第4問) 問2)

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問題

共通テスト(理科)試験 令和7年度(2025年度)追・再試験 問65(地学基礎(第4問) 問2) (訂正依頼・報告はこちら)

自然環境と災害に関する次の問いに答えよ。

次の文章中の( ウ )〜( オ )に入れる語の組合せとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。

火山は、直接的および間接的にさまざまな災害をもたらす。高温のマグマが噴出すると森林や住宅の火災を引き起こす。マグマの噴出がなくてもマグマが地下水と接すると( ウ )が起こり、規模が大きい場合には山体崩壊をまねくことがある。こうして生じた大量の土石が山腹を流れ下る現象は( エ )と呼ばれ、周辺地域に甚大(じんだい)な被害を及ぼす。また、火山ガスの大部分は( オ )であるが、二酸化硫黄や硫化水素などの人体に有害な成分も含んでいる。
  • ウ:水蒸気爆発  エ:岩なだれ(岩屑(がんせつ)なだれ)  オ:水蒸気

  • ウ:水蒸気爆発  エ:岩なだれ(岩屑なだれ)  オ:二酸化炭素

  • ウ:水蒸気爆発  エ:溶岩流  オ:水蒸気

  • ウ:水蒸気爆発  エ:溶岩流  オ:二酸化炭素

  • ウ:液状化現象  エ:岩なだれ(岩屑なだれ)  オ:水蒸気

  • ウ:液状化現象  エ:岩なだれ(岩屑なだれ)  オ:二酸化炭素

  • ウ:液状化現象  エ:溶岩流  オ:水蒸気

  • ウ:液状化現象  エ:溶岩流  オ:二酸化炭素

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この過去問の解説 (2件)

01

この問題は、火山災害の種類と火山ガスの成分について問われています。

選択肢1.

ウ:水蒸気爆発  エ:岩なだれ(岩屑(がんせつ)なだれ)  オ:水蒸気

(ウ)

マグマが地下水と接すると、地下水は一気に加熱されて大量の水蒸気になります。このとき急激に圧力が高まり、水蒸気爆発が発生します。水蒸気爆発では、必ずしもマグマが地表まで噴き出すとは限りませんが、爆発によって、山が崩れることがあります。

一方、液状化現象は、地震によって、地盤が泥の様になる現象であり、火山活動とは関係がありません。

よって、(ウ)=水蒸気爆発となります。

 

(エ)

水蒸気爆発などで山が崩壊すると、大量の岩石や土砂が高速で斜面を流れ下ります。この現象を、岩なだれ(岩屑なだれ)といいます。

一方、溶岩流はマグマそのものが地表を流れる現象であり、山体崩壊によって生じるものではありません。

よって、(エ)=岩なだれ(岩屑なだれ)となります。

 

(オ)

火山ガスには、水蒸気・二酸化炭素・二酸化硫黄・硫化水素などが含まれています。二酸化硫黄や硫化水素は、少量でも人体に有害な成分です。

よって、(オ)=水蒸気となります。

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02

マグマが地下水と接したときに起きる現象、山体崩壊後の土石の流れ、火山ガスの主成分を整理しましょう。

では、問題を見てみましょう。

選択肢1.

ウ:水蒸気爆発  エ:岩なだれ(岩屑(がんせつ)なだれ)  オ:水蒸気

マグマが地下水と接すると、急激に水蒸気が膨張して「水蒸気爆発(フリアティック噴火)」が起きます。

山体崩壊で生じた大量の土石が山腹を流れる現象を「岩なだれ(岩屑なだれ)」といいます。

火山ガスの大部分は水蒸気(H₂O)で、次いでCO₂、SO₂などが含まれます。

すべて正しい組み合わせです。

そのため、この選択肢は正しいです。

まとめ

・水蒸気爆発:マグマが地下水に接触→急激に水蒸気が膨張→爆発

・岩なだれ(岩屑なだれ):山体崩壊で大量の土石が高速で流れ下る現象

・火山ガスの主成分:水蒸気(H₂O)→CO₂→SO₂の順に多い

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