共通テスト(理科) 過去問
令和7年度(2025年度)追・再試験
問82 (物理(第3問) 問5)

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問題

共通テスト(理科)試験 令和7年度(2025年度)追・再試験 問82(物理(第3問) 問5) (訂正依頼・報告はこちら)

次の文章Bを読み、後の問いに答えよ。

B  物質量nの単原子分子理想気体が入ったシリンダーに、軽いピストンがついた装置を考える。ピストンの断面積をS,気体定数をRとする。ピストンとシリンダーの熱容量は無視できるものとする。

次の文章中の空欄( キ )・( ク )に入れる式の組合せとして正しいものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。

図4のように、ピストンがなめらかに動く場合を考える。大気圧p中で、シリンダー内の気体の圧力がpのとき、ピストンはシリンダーの底から距離xの位置で静止した。ピストンおよびシリンダーでは熱の出入りはないものとする。気体に熱量Qを加えたとき、気体の温度がTからT+ΔTに、ピストンの位置xがx+Δxに変化した。
気体に熱量Qを加えた後の状態方程式は
pS(x+Δx)=( キ )となる。
位置の変化分Δxは
Δx=( ク )となる。
問題文の画像
  • キ:nRT  ク:(2/5)(Q/Sp)
  • キ:nRT  ク:(2/3)(Q/Sp)
  • キ:nRT  ク:(5/2)(Q/Sp)
  • キ:nRΔT  ク:(2/5)(Q/Sp)
  • キ:nRΔT  ク:(2/3)(Q/Sp)
  • キ:nRΔT  ク:(5/2)(Q/Sp)
  • キ:nR(T+ΔT)  ク:(2/5)(Q/Sp)
  • キ:nR(T+ΔT)  ク:(2/3)(Q/Sp)
  • キ:nR(T+ΔT)  ク:(5/2)(Q/Sp)

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この過去問の解説 (1件)

01

解答 キ:nR(T+ΔT)  ク:(2/5)(Q/Sp)

 

解説

この問題は定圧変化の問題です。

 

圧力p、体積S(x+Δx)、物質量n、温度T+ΔT

のとき、理想気体の状態方程式より、

pS(x+Δx)=nR(T+ΔT) …①

が成り立ちます。

 

また、同様に考えて

pSx=nRT …②

が成り立ちます。①から②を引いて

pSΔx=nRΔT …①

を得ます。変形して

Δx=nRΔT/Sp …③ (キの答え)

です。

 

定圧モル比熱をCVとすると、

Q=nCVΔT

です。また、単原子分子理想気体については

CV=(5/2)R

であること(暗記事項)を使って、

Q=(5/2)nRΔT

となります。この式を変形して、

ΔT=(2/5)(Q/nR) …④

を得ます。③に④を代入して、

Δx=nRΔT/Sp=(2/5)(Q/Sp) (クの答え)

を得ます。

 

よって答えは

 キ:nR(T+ΔT)  ク:(2/5)(Q/Sp)

となります。

選択肢7. キ:nR(T+ΔT)  ク:(2/5)(Q/Sp)

この選択肢が正解となります。

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