大学入学共通テスト(理科) 過去問
令和4年度(2022年度)本試験
問31 (化学基礎(第2問) 問4)
問題文
エタノール水溶液(原液)を蒸留すると、蒸発した気体を液体として回収した水溶液(蒸留液)と、蒸発せずに残った水溶液(残留液)が得られる。このとき、蒸留液のエタノール濃度が、原液のエタノール濃度によってどのように変化するかを調べるために、次の操作Ⅰ〜Ⅲを行った。
操作Ⅰ 試料として、質量パーセント濃度が10%から90%までの9種類のエタノール水溶液(原液A〜I)をつくった。
操作Ⅱ 蒸留装置を用いて、原液A〜Iをそれぞれ加熱し、蒸発した気体をすべて回収して、原液の質量の1/10の蒸留液と9/10の残留液を得た。
操作III 得られた蒸留液のエタノール濃度を測定した。
図2に、原液A〜Iを用いたときの蒸留液中のエタノールの質量パーセント濃度を示す。図2より、たとえば質量パーセント濃度10%のエタノール水溶液(原液A)に対して操作Ⅱ・Ⅲを行うと、蒸留液中のエタノールの質量パーセント濃度は50%と高くなることがわかる。次の問いに答えよ。
原液Aに対して操作Ⅱ・Ⅲを行ったとき、残留液中のエタノールの質量パーセント濃度は何%か。最も適当な数値を、次の選択肢のうちから一つ選べ。
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問題
大学入学共通テスト(理科)試験 令和4年度(2022年度)本試験 問31(化学基礎(第2問) 問4) (訂正依頼・報告はこちら)
エタノール水溶液(原液)を蒸留すると、蒸発した気体を液体として回収した水溶液(蒸留液)と、蒸発せずに残った水溶液(残留液)が得られる。このとき、蒸留液のエタノール濃度が、原液のエタノール濃度によってどのように変化するかを調べるために、次の操作Ⅰ〜Ⅲを行った。
操作Ⅰ 試料として、質量パーセント濃度が10%から90%までの9種類のエタノール水溶液(原液A〜I)をつくった。
操作Ⅱ 蒸留装置を用いて、原液A〜Iをそれぞれ加熱し、蒸発した気体をすべて回収して、原液の質量の1/10の蒸留液と9/10の残留液を得た。
操作III 得られた蒸留液のエタノール濃度を測定した。
図2に、原液A〜Iを用いたときの蒸留液中のエタノールの質量パーセント濃度を示す。図2より、たとえば質量パーセント濃度10%のエタノール水溶液(原液A)に対して操作Ⅱ・Ⅲを行うと、蒸留液中のエタノールの質量パーセント濃度は50%と高くなることがわかる。次の問いに答えよ。
原液Aに対して操作Ⅱ・Ⅲを行ったとき、残留液中のエタノールの質量パーセント濃度は何%か。最も適当な数値を、次の選択肢のうちから一つ選べ。
- 4.4
- 5.0
- 5.6
- 6.7
- 10
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