大学入学共通テスト(理科) 過去問
令和4年度(2022年度)追・再試験
問106 (化学(第3問) 問1)
問題文
リンに関する記述として誤りを含むものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
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問題
大学入学共通テスト(理科)試験 令和4年度(2022年度)追・再試験 問106(化学(第3問) 問1) (訂正依頼・報告はこちら)
リンに関する記述として誤りを含むものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
- リン酸のリン原子の酸化数は、+3である。
- 十酸化四リンは、塩化水素など酸性の気体の乾燥に適している。
- 過リン酸石灰は、肥料として用いられる。
- 黄リンは、空気中で自然発火する。
- リンは生命活動に必須の元素で、DNAに含まれている。
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この過去問の解説 (3件)
01
リンや硫黄など同素体が存在する原子は
正誤問題で出題されやすいです。
化合物の応用例とともに覚えましょう。
誤り。
リン酸の化学式はH3PO4です。
また、Hの酸化数は+1、Oの酸化数は–2です。
これらを基に
リン原子の酸化数を求めると
5になります。
よって、この記述が誤りであることがわかります。
※原子番号の大きな原子や周期表の中心付近に位置する原子は
希ガスと異なる最外殻電子数で化合物を形成することがあります。
正しい。
十酸化四リンは吸湿性の高い白い粉末で、空気中に放置すると、
水分を吸収して溶ける「潮解性」を有しています。
正しい。
植物の成長において、窒素・リン・カリウムは特に不足しやすく、
肥料の3要素と呼ばれています。
正しい。
黄リンは空気中で自然発火するため、
水中に保存します。
正しい。
DNAを構成している成分は、 塩基・ 糖・ リン酸の3つです。
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02
リン酸H3PO4は、Hの酸化数が+1、Oの酸化数がー2となりますので、リン酸原子Pの酸化数をXとすると
(+1)✕3+X+(ー2)✕4=0
これをXについて解くと、X=5となります。
つまり、リン酸のリン原子の酸化数は、+3ではなく+5となるので、「リン酸のリン原子の酸化数は+3である」という記述が誤りです。
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03
「リン酸のリン原子の酸化数は、+3である。」
が誤りです。
リン酸はH3PO4で表されますが、
Hは酸化数が+1
Oは酸化数が–2
全体の酸化数は0にならないといけないので、
Pは8–3=5
であることがわかります。
消去法で選んでも良いですが、
誤りを見つける問題においては計算で明らかな誤りを見つける方が確実ですね。
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