大学入学共通テスト(理科) 過去問
令和5年度(2023年度)本試験
問18 (化学基礎(第1問) 問2)

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問題

大学入学共通テスト(理科)試験 令和5年度(2023年度)本試験 問18(化学基礎(第1問) 問2) (訂正依頼・報告はこちら)

無極性分子として最も適当なものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
  • アンモニア NH3
  • 硫化水素 H2S
  • 酸素 O2
  • エタノール C2H5OH

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この過去問の解説 (1件)

01

原子の持つ電気陰性度は、原子の種類によって異なります。
電気陰性度が高い原子ほど、周囲の原子から電子を引き寄せるため

自身の周りの電子密度は高くなります。

 

「無極性分子」とは、分子全体で見たときに電荷の偏りがない分子のことです。
「極性分子」とは、分子全体で見たときに電荷の偏りがある分子のことです。

 

分子全体で電荷の偏りがあるかどうかを見極めるには

「構成する原子の種類」「分子の形」の情報が必要です。
 

選択肢1. アンモニア NH3

・構成する原子は、Nが1つ、Hが3つです。
・分子の形は図のような三角錐型になります。
・より電気陰性度の高いNが電子を引っ張るので

  分子全体でみるとNH3は極性分子です

選択肢2. 硫化水素 H2S

・構成する原子は、Sが1つ、Hが2つです。
・分子の形は図のような折れ線型になります。
・より電気陰性度の高いSが電子を引っ張るので

  分子全体でみるとH2Sは極性分子です。

選択肢3. 酸素 O2

・構成する原子は、Oが2つです。
・分子の形は図のような直線型になります。
・同じ力で真反対の方向に電子を引っ張るため、電子の偏りは打ち消されます。

  よって分子全体でみるとO2は無極性分子です。
 

選択肢4. エタノール C2H5OH

・構成する原子はCが2つ、Hが5つとOH基が1つです。
・Cの周りをHが囲む中1か所だけOH基が結合します。

  より電気陰性度の高いOH基が電子を一方向に引っ張るため

  分子全体でみるとC2H5OHは極性分子です。

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