大学入学共通テスト(理科) 過去問
令和5年度(2023年度)本試験
問19 (化学基礎(第1問) 問3)

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問題

大学入学共通テスト(理科)試験 令和5年度(2023年度)本試験 問19(化学基礎(第1問) 問3) (訂正依頼・報告はこちら)

ハロゲンに関する記述として最も適当なものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
  • 原子番号が大きいほど、原子の価電子の数は多い。
  • 原子番号が大きいほど、原子のイオン化エネルギーは大きい。
  • 塩化水素分子HClでは、共有電子対は水素原子の方に偏(かたよ)っている。
  • ヨウ素I2と硫化水素H2Sが反応するとき、I2は酸化剤としてはたらく。

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この過去問の解説 (1件)

01

ハロゲンについての知識を問う問題です。

選択肢1. 原子番号が大きいほど、原子の価電子の数は多い。

原子番号が大きいほど電子の数が増えます。
価電子とは、最外殻にある電子のことです。
17族のハロゲンはどれも7個の価電子をもちます。
あと1つ電子を手に入れれば安定な電子配置(希ガスと同じ電子配置)になるため
電子を強くひきつけます(=反応性がとても高い)

 

よって、間違った文章です。

選択肢2. 原子番号が大きいほど、原子のイオン化エネルギーは大きい。

原子番号が大きいほど電子の数が増えます、
イオン化エネルギーとは、電子を手放して陽イオンになるのに必要なエネルギー

のことです。

価電子が少ない周期表の左下の原子ほどイオン化エネルギーが小さくなります。

 

よって、間違った文章です。
 

選択肢3. 塩化水素分子HClでは、共有電子対は水素原子の方に偏(かたよ)っている。

HClはHとClが直線状に並んでいます。
電気陰性度が高いハロゲンのうちの一つであるClが、電子をより強くひきつけるため
共有電子対はClのほうに偏ります。

 

よって、間違った文章です。
 

選択肢4. ヨウ素I2と硫化水素H2Sが反応するとき、I2は酸化剤としてはたらく。

I2とH2Sの反応は、H2Sの量を滴定する際に使われます。
反応式は以下のようになります。
I2+H2S→2HI+S

Iの酸化数は0→-1と減少しているため、自身は還元されています。
つまりI2は酸化剤として働いています。


よって、正しい文章です。
 

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