大学入学共通テスト(理科) 過去問
令和5年度(2023年度)本試験
問75 (物理(第1問) 問4)
問題文
紙面に垂直で表から裏に向かう一様な磁場(磁界)中において、同じ大きさの電気量をもつ正と負の荷電粒子が、磁場に対して垂直に同じ速さで運動している。ここで正の荷電粒子は負の荷電粒子より、質量が大きいものとする。その運動の様子を描いた模式図として最も適当なものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。ただし、図の矢印は荷電粒子の運動の向きを表す。また、荷電粒子間にはたらく力や重力の影響は無視できるものとする。
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問題
大学入学共通テスト(理科)試験 令和5年度(2023年度)本試験 問75(物理(第1問) 問4) (訂正依頼・報告はこちら)
紙面に垂直で表から裏に向かう一様な磁場(磁界)中において、同じ大きさの電気量をもつ正と負の荷電粒子が、磁場に対して垂直に同じ速さで運動している。ここで正の荷電粒子は負の荷電粒子より、質量が大きいものとする。その運動の様子を描いた模式図として最も適当なものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。ただし、図の矢印は荷電粒子の運動の向きを表す。また、荷電粒子間にはたらく力や重力の影響は無視できるものとする。
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この過去問の解説 (1件)
01
解答 プラスの方が反時計回りで半径が大きくなっている図
解説
力の情報を元に運動の様子を求める問題ですから、
運動方程式を使って考えます。
質量m、電気量q、磁束密度の大きさB、速さv、半径rとして、
中心方向の運動方程式(回転の中心に向かう方向を正)は
m(v2/r) = |q|vB
となります。これを変形して
r = mv/(|q|B)
であり、問題文より|q|、B、vは同じなので、
質量が大きいほど回転半径rは大きいと言えます。
(これは質量が「運動の様子の変えにくさ」つまり「まがりにくさ」を
意味することを理解していれば、計算なしでわかることです。)
問題文より、プラスの方が質量が大きいので、
プラスの方が半径が大きくなっている選択肢が正解となり、2択に絞られます。
向きについては、「"(電荷の電気量)×(電荷の速度)"の向き」を
「電流の向き」に対応させた上で、フレミング左手の法則を使って考えます。
円運動は常に中心方向に向かう力がかかることを念頭に、
適切な選択肢を選びます。
この選択肢が正解となります。
ローレンツ力の向き・等速円運動の力の向きを復習しておきましょう。
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