大学入学共通テスト(理科) 過去問
令和5年度(2023年度)追・再試験
問21 (化学基礎(第1問) 問6)

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問題

大学入学共通テスト(理科)試験 令和5年度(2023年度)追・再試験 問21(化学基礎(第1問) 問6) (訂正依頼・報告はこちら)

必要があれば、原子量は次の値を使うこと。
H 1.0  C 12  O 16
Cl 35.5  K 39  Ca 40  Mn 55

次の問いに答えよ。

0.010mol/Lの水酸化カルシウムCa(OH)2水溶液10mLに0.010mol/Lの塩酸を滴下した。このときの水酸化物イオンOHのモル濃度の変化を表すグラフとして最も適当なものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
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この過去問の解説 (2件)

01

水酸化カルシウム Ca(OH)2 水溶液 : 0.010 mol/L、10 mL

塩酸 HCl: 0.010 mol/L、V mL

Ca(OH)2 + 2HCl → CaCl2 + 2H2O
 

Ca(OH)₂ の物質量は0.010 × 0.010 = 1.0×10-4 mol、OH-の物質量は1.0×10-4× 2 = 2.0×10-4 molです。
 

Ca(OH)2 1 mol が OH- 2 mol を出すので、OH-のモル濃度は0.010 × 2 = 2.0 × 10-2 mol/Lです。

 

また、加えた H⁺の物質量は0.010 × V/1000 = 1.0×10-⁵ × V molです。

 

このときの体積は(10+V)/1000 Lなので、

OH-のモル濃度が0になるときの塩酸の滴下量は以下のように求まります。

(2.0 × 10-4 - 1.0 × 10-⁵ × V)/{(10+V)/1000 L}

V = 20 mL

 

したがって、体積Vの増加に伴い、OH-のモル濃度が曲線的に小さくなり、塩酸20 mLにおいてOH-のモル濃度が0になります。

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02

●塩酸滴下前のOH-のモル濃度
 1molの水酸化カルシウムCa(OH)2から2molのOH-が電離します。
 OH-のモル濃度は0.01mol/L×2=2.0×10-2mol/Lです。

 塩酸の滴下量が0mlのときにOH-のモル濃度が2.0×10-2mol/Lの
 グラフに選択肢が絞られます。

 

●塩酸10mlを滴下した時のOH-のモル濃度
 ・塩酸滴下前に存在したOH-の物質量

   10ml/1000ml×0.02mol/L=2.0×10-4mol
 ・0.01mol/Lの塩酸10mlに含まれるH+の物質量

   10/1000×0.01mol=1.0×10-4mol

 ・OH-とH+が反応して残るOH-の物質量

   (2.0×10-4mol)-(1.0×10-4mol)=1.0×10-4mol


 このとき液体は10ml+10ml=20mlあります(水酸化カルシウム+塩酸)
 ・残ったOH-のモル濃度

   1000mlあたりに1000ml/20ml×1.0×10-4mol=0.5×10-2mol存在するため
   塩酸を10ml滴下した時のOH-のモル濃度は0.5×10-2mol/Lとなります。

 

 この条件にあてはまるグラフは1つに絞られます。

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