大学入学共通テスト(理科) 過去問
令和5年度(2023年度)追・再試験
問25 (化学基礎(第2問) 問1)
問題文
(a)石油(原油)を原料として、さまざまな性質のプラスチックが合成され、私たちの生活に役立っている。プラスチックの生産量は世界で年間数億トンに及んでいるが、使用後廃棄されるものも多く、使用済みプラスチックの有効利用が検討されている。プラスチックの利用に関する資料によると、日本では、使用済みプラスチックは主に次の三つの方法で有効利用されている。
(1)使用済みプラスチックを加熱融解して、(b)新しい製品の原料として再利用するマテリアルリサイクル
(2)使用済みプラスチックを分解して、プラスチックを再び合成するための原料(単量体)や、(c)水素H2や一酸化炭素COなどの工業用原料として利用するケミカルリサイクル
(3)使用済みプラスチックを(d)燃焼させ、熱や電気エネルギー源として利用するサーマルリサイクル
下線部(a)に関する記述として誤りを含むものはどれか。最も適当なものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
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問題
大学入学共通テスト(理科)試験 令和5年度(2023年度)追・再試験 問25(化学基礎(第2問) 問1) (訂正依頼・報告はこちら)
(a)石油(原油)を原料として、さまざまな性質のプラスチックが合成され、私たちの生活に役立っている。プラスチックの生産量は世界で年間数億トンに及んでいるが、使用後廃棄されるものも多く、使用済みプラスチックの有効利用が検討されている。プラスチックの利用に関する資料によると、日本では、使用済みプラスチックは主に次の三つの方法で有効利用されている。
(1)使用済みプラスチックを加熱融解して、(b)新しい製品の原料として再利用するマテリアルリサイクル
(2)使用済みプラスチックを分解して、プラスチックを再び合成するための原料(単量体)や、(c)水素H2や一酸化炭素COなどの工業用原料として利用するケミカルリサイクル
(3)使用済みプラスチックを(d)燃焼させ、熱や電気エネルギー源として利用するサーマルリサイクル
下線部(a)に関する記述として誤りを含むものはどれか。最も適当なものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
- 石油(原油)は、沸点の違いを利用してさまざまな成分に分離してから利用されている。
- ポリ塩化ビニルは、水に溶けやすい高分子である。
- ポリスチレンは、食品容器や緩衝材(かんしょうざい)として利用されている。
- ナイロンは、繊維などに利用されている。
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この過去問の解説 (1件)
01
高分子についての知識を問われています。
石油は複数の成分の混合物であり、沸点の違いを利用して分離すると
重油、軽油、灯油、ガソリンなどが得られます。
正しい文章です。
ポリ塩化ビニルは塩化ビニルが重合した高分子です。
水に溶けやすい化合物は多数のOH基を含むことが多いです。
塩化ビニルの分子式は(CH2=CHCl)でOH基は含まれません。
ポリ塩化ビニルは水に溶けにくいです。
ポリ塩化ビニルは耐水性の高さを活かして
フィルムやビニール袋などに利用されています。
誤った文章です。
ポリスチレンを発泡剤で膨らませたものを発泡スチロールといいます。
発泡スチロールは食品トレーや緩衝材として利用されています。
正しい文章です。
ナイロンは合成繊維の原料であり、ストッキングや釣り糸に利用されています。
正しい文章です。
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