大学入学共通テスト(理科) 過去問
令和5年度(2023年度)追・再試験
問43 (生物基礎(第3問) 問1)
問題文
森林内の光環境は、森林の階層によって、また、季節によって大きく変動する。(a)森林内には、各階層や季節の光環境に適応した植物種が生育している。図1は、日本のある極相林の林床とその近隣の裸地における、光の量の季節変化を示したものである。この森林の林床には、春植物と呼ばれる多年生草本が生育する。(b)春植物は、3月から4月にかけて新しい葉を広げ、地上部は夏前に枯れる。春植物は、図1中の*の期間の豊富な光を利用して光合成を行い、有機物を地下部に蓄えて翌年の成長や繁殖に利用している。
図2は、日本のバイオームの水平分布と垂直分布を示したものである。図2のバイオームP~Rのうち、図1のような光の量の季節変化を示す極相林が見られるバイオームはどれか。また、後の記述Ⅰ~Ⅲのうち、このバイオームに関する記述として適当なものはどれか。その組合せとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
Ⅰ トドマツやオオシラビソなどの常緑の針葉樹が優占する。
Ⅱ アラカシやスダジイなど、光沢のある厚い葉を持つ樹種が優占する。
Ⅲ ブナやミズナラなど、光沢のない薄い葉を持つ樹種が優占する。
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問題
大学入学共通テスト(理科)試験 令和5年度(2023年度)追・再試験 問43(生物基礎(第3問) 問1) (訂正依頼・報告はこちら)
森林内の光環境は、森林の階層によって、また、季節によって大きく変動する。(a)森林内には、各階層や季節の光環境に適応した植物種が生育している。図1は、日本のある極相林の林床とその近隣の裸地における、光の量の季節変化を示したものである。この森林の林床には、春植物と呼ばれる多年生草本が生育する。(b)春植物は、3月から4月にかけて新しい葉を広げ、地上部は夏前に枯れる。春植物は、図1中の*の期間の豊富な光を利用して光合成を行い、有機物を地下部に蓄えて翌年の成長や繁殖に利用している。
図2は、日本のバイオームの水平分布と垂直分布を示したものである。図2のバイオームP~Rのうち、図1のような光の量の季節変化を示す極相林が見られるバイオームはどれか。また、後の記述Ⅰ~Ⅲのうち、このバイオームに関する記述として適当なものはどれか。その組合せとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
Ⅰ トドマツやオオシラビソなどの常緑の針葉樹が優占する。
Ⅱ アラカシやスダジイなど、光沢のある厚い葉を持つ樹種が優占する。
Ⅲ ブナやミズナラなど、光沢のない薄い葉を持つ樹種が優占する。
- P、Ⅰ
- P、Ⅱ
- P、Ⅲ
- Q、Ⅰ
- Q、Ⅱ
- Q、Ⅲ
- R、Ⅰ
- R、Ⅱ
- R、Ⅲ
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この過去問の解説 (1件)
01
春頃の光量が多く、夏頃になると光量が減っています。すなわち、春は展葉前のため林床が明るく、夏は葉が茂るため林床が暗くなります。
これは、落葉広葉樹林の特徴です。
日本のバイオームは
・R : 暖温帯常緑広葉樹林
・Q : 冷温帯落葉広葉樹林
・P : 亜寒帯針葉樹林
なので、落葉広葉樹林に対応するのQです。
次に、記述Ⅰ~Ⅲについて検討します。
【 Ⅰ 】
トドマツ・オオシラビソは常緑針葉樹で、亜寒帯針葉樹林の特徴です。
したがって、不正解です。
【 Ⅱ 】
アラカシ・スダジイは、光沢のある厚い葉をもつ常緑広葉樹です。
したがって、不正解です。
【 Ⅲ 】
ブナ・ミズナラは、光沢のない薄い葉をもつ落葉広葉樹です。
したがって、正解です。
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