共通テスト(理科) 過去問
令和6年度(2024年度)本試験
問119 (生物(第2問) 問1)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

共通テスト(理科)試験 令和6年度(2024年度)本試験 問119(生物(第2問) 問1) (訂正依頼・報告はこちら)

生体膜に関する次の文章を読み、後の問いに答えよ。

イオンや分子量の大きな物質は、生体膜の脂質二重層を透過しにくい。そのため、チャネル、担体(輸送体)、およびポンプと呼ばれる(a)生体膜を貫通して物質を輸送するタンパク質(以下、輸送タンパク質)が、これらの物質の膜の透過を担う。生体膜のイオンの透過を担うチャネルやポンプは、細胞の様々な機能に関わる。植物の気孔は、(b)孔辺細胞が膨張することで開口し、収縮することで閉鎖するが、そのどちらにもチャネルが関わる。動物のニューロンでは、(c)興奮の伝導に際して複数のチャネルやポンプが関わる。

下線部(a)に関連する記述として最も適当なものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
  • 選択的透過性は、能動輸送でみられる性質であり、受動輸送ではみられない。
  • チャネルは受動輸送に関わり、担体(輸送体)は受動輸送に関わらない。
  • 生体膜の水の透過性は、特定の輸送タンパク質の働きにより高められる。
  • ポンプは、濃度勾配に逆らって物質を輸送することができない。
  • アミノ酸は、生体膜の脂質二重層を自由に透過するため、輸送タンパク質を介さずに輸送される。

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (2件)

01

正しい選択肢は「生体膜の水の透過性は、特定の輸送タンパク質の働きにより高められる」となります。

選択肢1. 選択的透過性は、能動輸送でみられる性質であり、受動輸送ではみられない。

受動輸送においても見られる性質です。

選択肢2. チャネルは受動輸送に関わり、担体(輸送体)は受動輸送に関わらない。

担体は受動輸送、能動輸送どちらにも関わるものです。

選択肢3. 生体膜の水の透過性は、特定の輸送タンパク質の働きにより高められる。

水は脂質二重性も通ることができるが、効率が悪いという点があります。

アクアポリン(輸送タンパク質)があると通りやすくなります。

 

選択肢4. ポンプは、濃度勾配に逆らって物質を輸送することができない。

ポンプの本質は逆らうことです。

選択肢5. アミノ酸は、生体膜の脂質二重層を自由に透過するため、輸送タンパク質を介さずに輸送される。

アミノ酸は極性があるため脂質二重層は通りにくい点があります。

 

参考になった数0

02

「生体膜の水の透過性は、特定の輸送タンパク質の働きにより高められる。」が正しいです。

選択肢1. 選択的透過性は、能動輸送でみられる性質であり、受動輸送ではみられない。

選択的透過性は能動輸送だけでなく、チャネルなどの受動輸送でもみられます。そのため、誤りです。

選択肢2. チャネルは受動輸送に関わり、担体(輸送体)は受動輸送に関わらない。

チャネルは受動輸送のみですが、担体(輸送体)は受動輸送にも関わります。そのため、誤りです。

選択肢4. ポンプは、濃度勾配に逆らって物質を輸送することができない。

ポンプは、濃度勾配に逆らって、輸送するタンパク質です。そのため、誤りです。

選択肢5. アミノ酸は、生体膜の脂質二重層を自由に透過するため、輸送タンパク質を介さずに輸送される。

アミノ酸は脂質二重層を自由に透過できず、輸送タンパク質が必要です。そのため、誤りです。

参考になった数0