大学入学共通テスト(理科) 過去問
令和4年度(2022年度)本試験
問3 (物理基礎(第1問) 問3)
問題文
図4のように、鉛直上向きにy軸をとる。小球を、y=0の位置から鉛直上向きに投げ上げた。この小球は、y=hの位置まで上がったのち、y=0の位置まで戻ってきた。小球が上昇しているときおよび下降しているときの、小球のy座標と運動エネルギーの関係は、図4下のグラフ(a)、(b)、(c)の実線のうちそれぞれどれか。その組合せとして最も適当なものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。ただし、グラフ中の破線はy=0を基準とした重力による位置エネルギーを表している。また、空気抵抗は無視できるものとする。
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問題
大学入学共通テスト(理科)試験 令和4年度(2022年度)本試験 問3(物理基礎(第1問) 問3) (訂正依頼・報告はこちら)
図4のように、鉛直上向きにy軸をとる。小球を、y=0の位置から鉛直上向きに投げ上げた。この小球は、y=hの位置まで上がったのち、y=0の位置まで戻ってきた。小球が上昇しているときおよび下降しているときの、小球のy座標と運動エネルギーの関係は、図4下のグラフ(a)、(b)、(c)の実線のうちそれぞれどれか。その組合せとして最も適当なものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。ただし、グラフ中の破線はy=0を基準とした重力による位置エネルギーを表している。また、空気抵抗は無視できるものとする。
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上昇中:(a) 下降中:(a)
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上昇中:(a) 下降中:(b)
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上昇中:(a) 下降中:(c)
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上昇中:(b) 下降中:(a)
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上昇中:(b) 下降中:(b)
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上昇中:(b) 下降中:(c)
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上昇中:(c) 下降中:(a)
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上昇中:(c) 下降中:(b)
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上昇中:(c) 下降中:(c)
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この過去問の解説 (2件)
01
この問題は、力学的エネルギー保存則の理解について問われています。
力学的エネルギー保存則・・物体に保存力だけがはたらくとき、または保存力以外の力がはたらいても仕事をしないとき、力学的エネルギー(運動エネルギー+位置エネルギー)は一定に保たれます。
空気抵抗がないため、小球には重力という保存力だけがはたらいており、力学的エネルギー保存則が成り立ちます。つまり、位置エネルギーと運動エネルギーの和は、一定となり任意のy座標での位置エネルギーと運動エネルギーの和が一定になるものが正解となり(c)が正解となります。
(補足)小球が上昇している間は、高さが大きくなるにつれて位置エネルギーが増加し、増加分だけ運動エネルギーは減少していきます。最高点で速度がゼロになり、小球が下降している間は、逆に位置エネルギーが減少し、減少分だけ運動エネルギーが増加していきます。
式を用いた説明
最高点y=hでは、速度0なので力学的エネルギーEは、E=mgh、運動エネルギーをK(y)とすると、力学的エネルギー保存則から任意の位置yにおいて、K(y)+mgy=mghとなりK(y)=mg(h-y)よって、運動エネルギーはy=0でK=mgh、y=hでK=0で傾きーmgの直線となります。よって正解は(c)です。
この選択肢が正解となります。
この問題は、力学的エネルギー保存則を扱った基本的な問題になります。
運動エネルギーと位置エネルギーの和に着目して、しっかりと正解しましょう。
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02
解答 上昇中:(c) 下降中:(c)
解説
力学的エネルギー保存則の理解度を問う問題です。
まず、運動エネルギーは運動の向きに依存しないので、
上昇中と下降中の選択肢は同じであることがわかります。
力学的エネルギー保存則より、
この問題設定の状況では運動エネルギーと位置エネルギーの和は一定になります。
つまり、もし横軸をy座標、縦軸を力学的エネルギーにとったグラフをかいた場合、
横ばいのグラフになります。
位置エネルギーのグラフが右肩上がりの直線なので、
運動エネルギーは右肩下がりの直線になるはずです。
(式を使った説明: 運動エネルギーをK(yの関数)、
力学的エネルギーをE(定数)、重力の大きさをmg(定数)とすると、
K(y) = -mgy + E となり、これは傾き-mgの直線です。)
よって答えは 上昇中:(c) 下降中:(c) となります。
この選択肢が正解となります。
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