大学入学共通テスト(理科) 過去問
令和4年度(2022年度)本試験
問49 (生物基礎(第3問) 問5)

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問題

大学入学共通テスト(理科)試験 令和4年度(2022年度)本試験 問49(生物基礎(第3問) 問5) (訂正依頼・報告はこちら)

次の文章を読み、後の問いに答えよ。

自然の生態系内で窒素は循環しているが、人間活動はその経路や量を変化させることがある。農地では、農作物が収穫されて食物として利用される。食物に入っていた窒素は排泄物として下水道に入り、その後、河川に出ていく。この場合、d下水中の窒素を取り除かないと、河川や海の富栄養化を引き起こす。また、森林では、e樹木の伐採および除草剤の散布による植生の一時的な消失が窒素の循環に影響することが知られている。

下線部eについて、人間活動によって森林植生の大部分が一時的に消失した後、そこから流れ出す河川水の窒素濃度の変化に関する記述として最も適当なものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
  • 植生が消失すると上昇し、植生の回復後も高い状態が続く。
  • 植生が消失すると上昇し、植生の回復後に低下して元に戻る。
  • 植生が消失しても変化しないが、植生の回復後に上昇する。
  • 植生が消失しても変化しないが、植生の回復後に低下する。
  • 植生が消失すると低下し、植生の回復後に上昇して元に戻る。
  • 植生が消失すると低下し、植生の回復後も低い状態が続く。

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この過去問の解説 (1件)

01

植物は根から窒素を吸収して成長するため、土壌中の窒素が減少します。すなわち、植生があるときは河川に流れる窒素は抑えられています。

 

しかし、植生が消失すると、窒素を吸収する植物も消失します。そのため、土壌中の窒素が雨水などによって河川や海に流れやすくなり、窒素濃度が上昇します。
 

植生が回復すると、再び植物が窒素を吸収するため、河川に流れる窒素が抑えられ、元の状態に戻ります。

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