共通テスト(理科) 過去問
令和4年度(2022年度)本試験
問50 (地学基礎(第1問) 問1)
問題文
次の図1に模式的に示した断層の種類と、この断層の周辺の岩盤への力のはたらき方との組合せとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
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問題
共通テスト(理科)試験 令和4年度(2022年度)本試験 問50(地学基礎(第1問) 問1) (訂正依頼・報告はこちら)
次の図1に模式的に示した断層の種類と、この断層の周辺の岩盤への力のはたらき方との組合せとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
- 断層の種類:正断層 力のはたらき方:東西方向の引っぱり
- 断層の種類:正断層 力のはたらき方:東西方向の圧縮
- 断層の種類:逆断層 力のはたらき方:東西方向の引っぱり
- 断層の種類:逆断層 力のはたらき方:東西方向の圧縮
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この過去問の解説 (2件)
01
断層の種類と、岩盤にはたらく力の方向はセットで覚えることが大切です。
岩盤が引っぱられると正断層、押しつけられると逆断層が生じます。
図の断層がどちらの傾き方をしているかに注目してみましょう。
では、問題を見てみましょう。
正断層は岩盤が引っぱられる力(張力)でできます。
しかし図の断層は上盤が上にずれており、逆断層の形状です。
断層の種類の判定が誤っているため、この選択肢は誤りです。
正断層は引っぱりの力でできるため、圧縮とは矛盾します。
また、図の形状も正断層ではありません。
断層の種類も力の方向もともに誤りです。
図の断層は逆断層で正しいです。
しかし、逆断層は圧縮(押しつける力)によって生じます。
引っぱりの力では逆断層はできません。
そのため、この選択肢は誤りです。
図では上盤が断層面に沿って上へ押し上げられており、逆断層の形状です。
逆断層は水平方向の圧縮(押しつける力)がはたらいたときに生じます。
日本列島はプレートの圧縮力を受けているため、逆断層が多く見られます。
そのため、この選択肢は正しいです。
・正断層は引っぱりの力(張力)でできる→上盤が下にずれる。
・逆断層は押しつける力(圧縮力)でできる→上盤が上にずれる。
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02
正解は、「断層の種類:逆断層 力のはたらき方:東西方向の圧縮」です。
図1では、断層面の上側にある上盤が上がっているため逆断層です。逆断層は圧縮で生じやすいので、東西方向の圧縮が適切です。
上盤が下がる形なら正断層、上盤が上がる形なら逆断層です。
正断層は引っぱり、逆断層は圧縮とセットで覚えると判断が速くなります。
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