共通テスト(理科) 過去問
令和4年度(2022年度)本試験
問55 (地学基礎(第1問) 問6)
問題文
高校生のSさんは、共通点・相違点の視点から岩石の特徴を比較する課題に取り組んだ。次の図4は、チャートと石灰岩を比較したものである。円が重なっている部分に共通点が、重なっていない部分に相違点が示されている。次ページの図5は、図4と同様の表し方で、花こう岩と流紋岩を比較したものである。図5に示された特徴a〜cに当てはまる語句の組合せとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
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問題
共通テスト(理科)試験 令和4年度(2022年度)本試験 問55(地学基礎(第1問) 問6) (訂正依頼・報告はこちら)
高校生のSさんは、共通点・相違点の視点から岩石の特徴を比較する課題に取り組んだ。次の図4は、チャートと石灰岩を比較したものである。円が重なっている部分に共通点が、重なっていない部分に相違点が示されている。次ページの図5は、図4と同様の表し方で、花こう岩と流紋岩を比較したものである。図5に示された特徴a〜cに当てはまる語句の組合せとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
- 特徴a:等粒状組織を示す 特徴b:石英を含む 特徴c:斑状(はんじよう)組織を示す
- 特徴a:等粒状組織を示す 特徴b:かんらん石を含む 特徴c:斑状組織を示す
- 特徴a:斑状組織を示す 特徴b:石英を含む 特徴c:等粒状組織を示す
- 特徴a:斑状組織を示す 特徴b:かんらん石を含む 特徴c:等粒状組織を示す
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この過去問の解説 (3件)
01
花こう岩と流紋岩は同じ成分(珪長質)でありながら、冷え固まった環境が違います。
組織(等粒状・斑状)と含まれる鉱物(石英・かんらん石)に注目して比較します。
では、問題を見てみましょう。
花こう岩は深成岩(地下深くでゆっくり冷え固まる)なので等粒状組織をもちます。
流紋岩は火山岩(地表付近で急冷)なので斑状組織をもちます。
両者に共通する特徴は「石英を含む」(珪長質)ことです。
そのため、この選択肢は正しいです。
なお、かんらん石は超苦鉄質岩(かんらん岩や玄武岩)に含まれる鉱物です。
珪長質の花こう岩や流紋岩にかんらん石は含まれません。
・花こう岩(深成岩):等粒状組織、石英・長石・黒雲母などを含む。
・流紋岩(火山岩):斑状組織、同じ成分だが急冷で組織が異なる。
・石英はSiO₂からなる無色の鉱物で、珪長質の岩石に含まれる。
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02
この問題は、花こう岩と流紋岩の特徴を比較しています。
①花こう岩と流紋岩の共通点
・両方とも火成岩であり、酸性岩。
・石英を含む。
②花こう岩と流紋岩の相違点
・花こう岩→深成岩、等粒状組織
・流紋岩→火成岩、斑状組織
よって、
・特徴a:花こう岩特有→等粒状組織
・特徴b:共通点→石英を含む
・特徴c:流紋岩特有→斑状組織
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03
正解は、「特徴a:等粒状組織を示す 特徴b:石英を含む 特徴c:斑状(はんじよう)組織を示す」です。
適当です。
図5では、特徴aが花こう岩側、特徴cが流紋岩側、特徴bが共通部分に入っています。
花こう岩は地下でゆっくり冷えて結晶がそろいやすいので等粒状組織、流紋岩は地表付近で冷えて斑状組織になりやすく、どちらも石英を含む点が共通です。
適当ではありません。
花こう岩と流紋岩は「石英などが多いタイプ」の火成岩として扱うのが基本です。かんらん石は玄武岩などで見られやすい鉱物として説明されます。
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