共通テスト(理科) 過去問
令和4年度(2022年度)本試験
問96 (化学(第2問) 問1)
問題文
化学反応や物質の状態の変化において、発熱の場合も吸熱の場合もあるものはどれか。最も適当なものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
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問題
共通テスト(理科)試験 令和4年度(2022年度)本試験 問96(化学(第2問) 問1) (訂正依頼・報告はこちら)
化学反応や物質の状態の変化において、発熱の場合も吸熱の場合もあるものはどれか。最も適当なものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
- 炭化水素が酸素の中で完全燃焼するとき。
- 強酸の希薄水溶液に強塩基の希薄水溶液を加えて中和するとき。
- 電解質が多量の水に溶解するとき。
- 常圧で純物質の液体が凝固して固体になるとき。
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この過去問の解説 (3件)
01
反応熱についての問題です。
選択肢を一つずつ見ていきます。
炭化水素の完全燃焼は、酸素と反応して二酸化炭素(CO2)と水(H2O)を生成し、熱を放出する発熱反応です。
よって不正解です。
酸のH+と塩基のOH-が反応して水(H2O)を生成する中和反応は発熱反応です。
よって不正解です。
電解質には水に溶けやすいものも難溶性のものもあり、溶解時に熱を放出するものも吸収するものもあります。
よって正解です。
一般的に純物質のエネルギーは気体>液体>固体の順で大きく、エネルギーの大きい状態から小さい状態へ変化する時には熱を放出します(発熱反応)。
よって不正解です。
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02
反応熱についての問題です。
発熱反応と吸熱反応の違いについて理解しましょう。
気体などの物体が燃焼するときには燃焼反応が起き、
熱が発生します。
強酸の希薄水溶液に強塩基の希薄水溶液を加えて中和反応が起きると、
中和熱というものが発生します。
電解質などの物質が水などに溶解するときには、
発熱反応と吸熱反応が起こるものがあります。
よってこの選択肢が正解です。
凝固反応は物体が冷却されて固体になるときに起こります。
なので吸熱反応です。
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03
反応熱の種類を見分け、それぞれの反応が発熱反応・吸熱反応なのかを考えましょう。
発熱反応:反応中に熱を発する 物質の周囲が温まる
吸熱反応:反応中に熱を吸収する 物質の周囲が冷える
物質が燃焼すると「燃焼熱」が発生します。
燃焼は必ず発熱反応になります。
よって、間違いです。
強酸の希薄水溶液に強塩基の希薄水溶液を加えると「中和熱」が発生します。
この組み合わせでの中和反応は必ず+56.5kJ/molの発熱反応になります。
よって、間違いです。
物質が溶媒に溶解すると「溶解熱」が発生します。
溶解反応は発熱反応の場合と、吸熱反応の場合があります。
よって、正解です。
液体が固体になるとき「凝固熱」が発生します。
凝固は発熱反応です。物質が発する熱を冷やすことで、液体が固体に変わります。
凝固の反対である融解は吸熱反応です。
よって、間違いです。
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