大学入学共通テスト(理科) 過去問
令和4年度(2022年度)本試験
問97 (化学(第2問) 問2)

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問題

大学入学共通テスト(理科)試験 令和4年度(2022年度)本試験 問97(化学(第2問) 問2) (訂正依頼・報告はこちら)

次の問いに答えよ。

0.060mol/Lの酢酸ナトリウム水溶液50mLと0.060mol/Lの塩酸50mLを混合して100mLの水溶液を得た。この水溶液中の水素イオン濃度は何mol/Lか。最も適当な数値を、次の選択肢のうちから一つ選べ。ただし、酢酸の電離定数は2.7✕10-5mol/Lとする。
  • 8.1✕10-7
  • 2.8✕10-4
  • 9.0✕10-4
  • 1.3✕10-3
  • 2.8✕10-3
  • 8.1✕10-3

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この過去問の解説 (1件)

01

「化学反応」と「電離の計算」についての問題です。

電離については、以下の公式を暗記しておきましょう。

〇電離定数Ka=Cα2/1-α 
〇水素イオン濃度[H+]=√CKa=Cα
〇電離度α=√Ka/√C

※C=酸の初期モル濃度(mol/L)

 

まず、反応式を書いて何が起こっているのかを確認します。
CH3COONa+HCl→CH3COOH+NaCl
反応後に酢酸CH3COOHができることが分かりました。

 

CH3COONaとHClはそれぞれ、0.060mol/L×50ml=0.003mol存在します。
反応式より、CH3COONaと酢酸CH3COOHは1:1のモル数で存在するため
酢酸CH3COOHは0.003mol/100ml(=0.03mol/L)の濃度で存在することに

なります。

 

ここで酢酸の電離定数が提示されているので
酢酸の一部が電離してCH3COO-とH+として存在することが分かります。

このH+の濃度を問われています。

 

水素イオン濃度の公式に当てはめて計算します。

C=酸の初期モル濃度(mol/L)=0.03mol/L
Ka=電離定数=2.7×10-5mol/L

水素イオン濃度[H+]=√CKa=Cα
=√(0.03×2.7×10-5)

=√(81×10-8)
=9.0×10-4

よって、正解は9.0×10-4となります。
 

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