大学入学共通テスト(理科) 過去問
令和4年度(2022年度)本試験
問116 (化学(第5問) 問2(b))

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問題

大学入学共通テスト(理科)試験 令和4年度(2022年度)本試験 問116(化学(第5問) 問2(b)) (訂正依頼・報告はこちら)

大気中には、自動車の排ガスや植物などから放出されるアルケンが含まれている。大気中のアルケンは、地表近くのオゾンによる酸化反応で分解されて、健康に影響を及ぼすアルデヒドを生じる。アルケンを含む脂肪族不飽和炭化水素の構造と性質、およびオゾンとの反応に関する次の問いに答えよ。

式(1)の反応における反応熱を求めたい。式(1)の反応、SO2からSO3への酸化反応、およびO2からO3が生成する反応の熱化学方程式は、それぞれ式(2)、(3)、(4)で表される。
各化合物の気体の生成熱が表1の値であるとき、式(2)の反応熱Qは何kJか。最も適当な数値を、後の選択肢のうちから一つ選べ。
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この過去問の解説 (1件)

01

「生成熱・反応熱」についての計算問題です。

 

生成熱:化合物1molがその成分元素の安定な単体から生成する際に発生する熱量
生成熱と反応熱は図のような関係で以下の式が成り立ちます。
反応熱=「生成物の生成熱」ー「反応物の生成熱」


以下の式(2)について反応熱Qを求めるには
 A+O3+SO2=B+C+SO3+QkJ…(2)
反応熱Q=(B+C+SO3それぞれの生成熱)ー(A+O3+SO2それぞれの生成熱)

を計算することになります。

 

・A、B、Cの生成熱は表に与えられています。
・O3の生成熱は式(4)より-143kJと与えられています。 ※O2単体の生成熱は0
・あと分からないのはSO2とSO3の生成熱です。
  それぞれの生成熱をx,yと置きます。
  式(3)は次のように読み取ることができます。

  反応熱99kJ=(SO3の生成熱)-(SO2の生成熱)

  反応熱99kJ=y-x ※O2単体の生成熱は0

 

反応熱Qの式に上記の数値を代入します。
反応熱Q=(186+217+y)ー(67-143+x)
     =479+y-x

 ここで、99kJ=y-xのため
   Q=479+99

          Q=578kJ

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