大学入学共通テスト(理科) 過去問
令和4年度(2022年度)追・再試験
問55 (生物基礎(第3問) 問5)
問題文
日本産のトキは、かつて日本各地に生息していたが、(b)絶滅した。その後、中国産のトキの人工繁殖により生まれた若鳥が佐渡島に再導入されている。里山におけるトキの採餌行動を観察したところ、採餌場所については図2の結果が、餌として利用している生物については図3の結果が得られた。また、餌となる生物の生態について観察結果1が得られた。
観察結果1
夏や秋に水路で観察されたドジョウは、春に水田や休耕田で繁殖していた。春に水田で見られたオタマジャクシの成体は、夏に周辺の森林で観察された。
下線部(b)に関連して、生物の個体数の減少や絶滅を伴う生態系の変化についての記述として最も適当なものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
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問題
大学入学共通テスト(理科)試験 令和4年度(2022年度)追・再試験 問55(生物基礎(第3問) 問5) (訂正依頼・報告はこちら)
日本産のトキは、かつて日本各地に生息していたが、(b)絶滅した。その後、中国産のトキの人工繁殖により生まれた若鳥が佐渡島に再導入されている。里山におけるトキの採餌行動を観察したところ、採餌場所については図2の結果が、餌として利用している生物については図3の結果が得られた。また、餌となる生物の生態について観察結果1が得られた。
観察結果1
夏や秋に水路で観察されたドジョウは、春に水田や休耕田で繁殖していた。春に水田で見られたオタマジャクシの成体は、夏に周辺の森林で観察された。
下線部(b)に関連して、生物の個体数の減少や絶滅を伴う生態系の変化についての記述として最も適当なものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
- 干潟に生息する生物が減少すると、有機物量が減少し、干潟の持つ水質浄化作用が向上する。
- 様々な餌生物を利用する捕食者が絶滅すると、生態系のバランスが崩れやすくなる。
- 外来植物は在来植物の個体数を減少させないため、生態系全体の生産量は変化しない。
- 非生物的環境が変化すると、環境形成作用を通じて分解者の個体数が減少するため、生態系のバランスが急速に変化する。
- 湖沼への窒素やリンの供給量が増加しても、生産者の個体数は変化しないため、生態系のバランスは崩れない。
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