共通テスト(理科) 過去問
令和4年度(2022年度)追・再試験
問61 (地学基礎(第1問) 問6)
問題文
高校生のSさんは、校内で使われている石材に興味をもち、石材の磨かれた面を肉眼やルーペで観察した。次の表1は、その結果を示したものである。表1から判断した、校内で使われている石材とその岩石名の組合せとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
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問題
共通テスト(理科)試験 令和4年度(2022年度)追・再試験 問61(地学基礎(第1問) 問6) (訂正依頼・報告はこちら)
高校生のSさんは、校内で使われている石材に興味をもち、石材の磨かれた面を肉眼やルーペで観察した。次の表1は、その結果を示したものである。表1から判断した、校内で使われている石材とその岩石名の組合せとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
- 玄関ホールの壁石:玄武岩 体育館入口の敷石:結晶質石灰岩(大理石)
- 玄関ホールの壁石:玄武岩 体育館入口の敷石:ホルンフェルス
- 玄関ホールの壁石:結晶質石灰岩(大理石) 体育館入口の敷石:玄武岩
- 玄関ホールの壁石:結晶質石灰岩(大理石) 体育館入口の敷石:ホルンフェルス
- 玄関ホールの壁石:ホルンフェルス 体育館入口の敷石:玄武岩
- 玄関ホールの壁石:ホルンフェルス 体育館入口の敷石:結晶質石灰岩(大理石)
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この過去問の解説 (2件)
01
校内の石材を観察し、岩石名を特定する問題です。
各岩石の特徴(色・組織・成分など)をもとに、表の観察結果と照らし合わせます。
では、問題を見てみましょう。
大理石(結晶質石灰岩)は白〜灰色で結晶質の見た目が特徴的で、建築の壁石によく使われます。
玄武岩は黒っぽく緻密な岩石で、敷石などに使われることがあります。
表の観察結果と一致します。
そのため、この選択肢は正しいです。
なお、ホルンフェルスは接触変成岩で、緻密で暗色の岩石です。
・結晶質石灰岩(大理石):石灰岩が変成した岩石、白〜灰色で結晶が見える。
・玄武岩:黒っぽく緻密な火山岩。
・ホルンフェルス:接触変成岩、暗色で緻密。
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02
まず、選択肢に登場する岩石の特徴をまとめましょう。
・玄武岩:黒っぽい、緻密、硬い、光沢がある
・結晶質石灰岩(大理石):白っぽい、光沢がある
・ホルンフェルス:黒っぽい、硬い、均質、光沢控えめ
次に玄関ホールの壁石と体育館入り口の敷石に使われる石の特徴をまとめましょう。
・玄関ホールの壁石:壁に使うので、耐久性があり黒っぽい石
・体育館入り口の敷石:人が踏むので、光沢があり、白っぽく見える石
この二つの特徴を表1に当てはめてみましょう。
まず、玄関ホールの壁石は、「白っぽい」。選択肢にある3つの岩石の内、色が白なのは「結晶質石灰岩(大理石)」のみです。よって、玄関ホールの壁石は、結晶質石灰岩(大理石)となります。
次に、体育館入口の敷石です。
表1には、色が「黒っぽい」とあるので、玄武岩かホルンフェルスになります。
表1では、かんらん石の斑晶と細粒の石基があったとあります。
ホルンフェルスの特徴は、「均質」なので、ここで体育館入口の敷石がホルンフェルスではないことが分かります。
よって、玄関ホールの壁石は、白っぽい結晶質石灰岩(大理石)、体育館入口の敷石は黒っぽくて斑晶と細粒の石基があることで玄武岩という選択肢が正しいです。
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