大学入学共通テスト(理科) 過去問
令和5年度(2023年度)本試験
問2 (物理基礎(第1問) 問2)

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問題

大学入学共通テスト(理科)試験 令和5年度(2023年度)本試験 問2(物理基礎(第1問) 問2) (訂正依頼・報告はこちら)

ばね定数の異なる軽いばねAとBがある。図2のように、それぞれのばねの一端を天井に取り付け、もう一方の端に質量mのおもりを取り付けた。すると、ばねAは自然の長さからAだけ伸びたところで、ばねBは自然の長さから2aだけ伸びたところで、それぞれつりあいの状態になっておもりが静止した。

このとき、ばねBの弾性力による位置エネルギーは、ばねAの弾性力による位置エネルギーの何倍か。その値として最も適当なものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
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この過去問の解説 (1件)

01

解答 2

 

解説

フックの法則と弾性エネルギーの公式の理解を問う問題です。

ばね定数をそれぞれkA,kBとおきます。

 

フックの法則に注意して力の釣り合い(鉛直上向きを正)より、

A: 0 = kA・a - mg

B: 0 = kB・2a - mg

2式から kB=(1/2)kA を得ます。

 

Bの弾性エネルギーがAの弾性エネルギーの何倍かを計算します。

(Bの弾性エネルギー)÷(Aの弾性エネルギー)

={(1/2)kB・(2a)2 ÷  (1/2)kAa2

={4・(1/2)kBa2 ÷  (1/2)kAa2

= 4kB/kA

= 2kA/kA  (kB=(1/2)kAを代入)

=2

 

よって答えは 2 となります。

 

別解

ばね定数を先に消去する方針でも考えてみましょう。

 

フックの法則に注意して力の釣り合いより、

A: kAa = mg

B: kB・2a = mg

 

弾性エネルギーについて

A: (1/2)kA・a2 = (1/2)・kAa・a = (1/2)mga

B: (1/2)kB・(2a)2 =  (1/2)・kB・(2a)・(2a) = mga

 

(Bの弾性エネルギー)÷(Aの弾性エネルギー)

=mga ÷ (1/2)mga

=2

 

よって答えは 2 となります。

選択肢5. 2

この選択肢が正解となります。

まとめ

公式を複数同時に使い、連立させるタイプの問題がある程度出題されます。

1つの公式だけで解決できると思い込まないようにしましょう。

また、与えられていない文字(今回ならばね定数)を自分で用意することも重要です。

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