共通テスト(理科) 過去問
令和5年度(2023年度)本試験
問52 (生物基礎(第3問) 問4)
問題文
陸上のバイオーム(生物群系)は(c)植生を外から見たときの様子に基づいて区分される。世界には、図2のように気温や降水量などの気候条件に対応した様々なバイオームが分布している。
図2に示すバイオームに関する記述として最も適当なものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
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問題
共通テスト(理科)試験 令和5年度(2023年度)本試験 問52(生物基礎(第3問) 問4) (訂正依頼・報告はこちら)
陸上のバイオーム(生物群系)は(c)植生を外から見たときの様子に基づいて区分される。世界には、図2のように気温や降水量などの気候条件に対応した様々なバイオームが分布している。
図2に示すバイオームに関する記述として最も適当なものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
- バイオームAは、植物が生育できず、菌類や地衣類、およびそれらを食物とする動物から構成される。
- バイオームBは、亜寒帯に広く分布し、寒さや強風に耐性のある低木が優占する。
- バイオームDは、厚い葉を持つ常緑広葉樹が優占し、日本では本州から北海道にかけての太平洋沿岸に成立する。
- バイオームFは、ユーラシア大陸に特有で、他の大陸の同じ気候条件の地域では、バイオームC、D、またはHが成立する。
- バイオームIは、イネのなかまの草本が優占するが、樹木が点在することもある。
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この過去問の解説 (2件)
01
この問題では、それぞれが何のバイオームについて述べているのかを見抜くのがコツです。
文中の「植物が生育できず、菌類や地衣類、」というのは、寒すぎる地域(ツンドラなど)を指しています。
寒すぎる地域(ツンドラなど)では、「植物が生育できない」というのが誤りとなります。ツンドラでもコケ植物などは生えています。
よって、この選択肢は誤りとなります。
「亜寒帯に広く分布し、低木が優占」というのは、タイガ(針葉樹林)を指しています。亜寒帯では、背の高い針葉樹(モミやトウヒ)がびっしり生えています。低木が優占するのは、ツンドラとなるので、この選択肢は誤りとなります。
これは、照葉樹林の説明となります。照葉樹林は、本州中部以南(関東・関西・九州など)に分布します。北海道では主に、落葉広葉樹林や針葉樹林が優占しています。
よって、文中の「北海道にかけての」という点が誤りとなります。
バイオームは、「気候」分布が決まるので、基本的に世界中に対応するものが存在します。
・砂漠→アフリカ、アジア、北米
・草原→ユーラシア、北米
文中の「ユーラシア大陸に特有」という点が誤りとなります。
これは、サバンナの特徴となります。
サバンナの特徴は、次のようなものになります。
・草がメイン。
・木はあるが、まばらに生えている。
・雨季と乾季がある。
森になりきらない理由としては、乾季に水不足となるからです。
よって、この選択肢は正しいと言えます。
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02
ひっかけ問題に注意しましょう👍🏻
ツンドラでも コケ・地衣類・低木は育ちます。
したがって、不正解です。
亜寒帯には、主に針葉樹林が優占しています。
したがって、不正解です。
常緑広葉樹は、日本では本州から関東にかけて優占しています。
したがって、不正解です。
一般的に、バイオームは気候条件で決まるため、大陸固有の特徴ではありません。
したがって、不正解です。
サバンナでは、イネのなかまの草本が優占するが、樹木が点在することもあります🌾
したがって、正解です。
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