大学入学共通テスト(理科) 過去問
令和5年度(2023年度)本試験
問57 (地学基礎(第1問) 問3)
問題文
互いに離れた地域Aと地域Bで地質調査を行い、次の図1に示すような地層の柱状図を作成した。両地域でXとYの2枚の凝灰岩層が見つかり、それらを鍵(かぎ)層として地域Aと地域Bの地層を対比した。なお、砂岩層と泥岩層はそれぞれ異なる速さで堆積し、堆積の速さの変化や中断はなかったものとする。
鍵層に適している地層の特徴の組合せとして最も適当なものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
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問題
大学入学共通テスト(理科)試験 令和5年度(2023年度)本試験 問57(地学基礎(第1問) 問3) (訂正依頼・報告はこちら)
互いに離れた地域Aと地域Bで地質調査を行い、次の図1に示すような地層の柱状図を作成した。両地域でXとYの2枚の凝灰岩層が見つかり、それらを鍵(かぎ)層として地域Aと地域Bの地層を対比した。なお、砂岩層と泥岩層はそれぞれ異なる速さで堆積し、堆積の速さの変化や中断はなかったものとする。
鍵層に適している地層の特徴の組合せとして最も適当なものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
- 堆積期間:短い 分布範囲:広い
- 堆積期間:短い 分布範囲:狭い
- 堆積期間:長い 分布範囲:広い
- 堆積期間:長い 分布範囲:狭い
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この過去問の解説 (2件)
01
この問題は、鍵層の特徴についての基本知識を問うものです。
鍵層とは、離れた地域の地層を対比するための目印となる地層です。
そのためには、次のような特徴が必要です。
短い時間で一気に形成されること(堆積期間が短い)
→ 同じ時代の地層であることがはっきりするため
広い範囲に分布していること
→ 離れた地域同士でも対比できるため
火山灰からできる凝灰岩層が鍵層としてよく使われるのは、これらの条件を満たすためです。
したがって正しい組合せは
「堆積期間:短い 分布範囲:広い」 です。
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02
まず、問題文を整理しましょう。
「鍵層」とは、離れた地域同士で同じ時代にできたことを示す目印となる地層のことです。つまり、「鍵層がある=同じ時期に堆積した」と判断することができます。
次に、堆積期間について考えましょう。
もし、ある地層が長い期間をかけてできたとしましょう。その地層の下部と上部では、年代が異なる可能性があります。つまり、「同じ地層=同じ年代」とは言い切れなくなります。
一方、短期間でできた地層なら、その層全体がほぼ同じ時代にできたことを示します。
よって、堆積期間が、「短い」ことが必要となります。
最後に分布範囲について考えましょう。
短期間で地層ができても、限られた地層にしか存在しない地層では、離れた地域との対比には使えないです。離れた地域Aと地域Bの両方に存在してこそ、対比が可能となります。
よって、鍵層は「広い」範囲に分布することが必要となります。
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