大学入学共通テスト(理科) 過去問
令和5年度(2023年度)本試験
問66 (地学基礎(第3問) 問4)

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問題

大学入学共通テスト(理科)試験 令和5年度(2023年度)本試験 問66(地学基礎(第3問) 問4) (訂正依頼・報告はこちら)

高校生のSさんは、一昨年に太陽を観察してから宇宙に興味をもつようになった。そこで、家の近くにある公開天文台に通い、天体写真を撮った。次の会話文を読み、後の問いに答えよ。

Sさん:メシエ天体の写真をいくつか撮ったので見てください(図1)。
T研究員:うまく撮れていますね。これらはどのような天体かわかりますか?
Sさん:M13とM45は星団です。恒星は年をとっています。( ア )にある恒星は若く、( イ )にある恒星は年をとっています。
T研究員:よく勉強していますね。そのとおりです。
Sさん:M42とM97は星雲です。( ウ )の中には生まれたばかりの恒星が含まれることがあります。太陽程度の質量をもつ恒星は終末期に( エ )をつくります。
T研究員:それもそのとおりです。星雲が淡くぼんやりと見えるのは、( オ )からですね。
Sさん:メシエ天体はいろいろな形があって楽しいのですが、恒星はどれも点にしか写りませんでした。
T研究員:そうですね。ただ、表面の様子が詳しく見える恒星が一つだけあります。太陽です。
Sさん:そういえば一昨年に(a)太陽の黒点を観察しました。今度は(b)遠い銀河を観察したいです。
T研究員:それには大きな望遠鏡が必要です。宇宙を学べる大学に行くといいですよ。

※メシエ天体とは、フランスの天文学者メシエがつくった星雲星団カタログに記載されている天体である。たとえばM13は、カタログ中の13番目の天体という意味である。カタログには銀河も含まれる。

会話文中の下線部(b)に関連して、次の文章中の( カ )、( キ )に入れる数値と語句の組合せとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。

銀河系の円盤部は直径が( カ )光年ほどで、太陽系は円盤部の中に位置しており、地球からは円盤部の星々が帯状の天の川として見える。M31はアンドロメダ銀河とも呼ばれる銀河で、地球からは天の川と異なる方向に見える。図2は銀河系を真横から見た断面の模式図で、銀河系の中心とM31の中心はこの断面を含む面内にある。この図においてM31の方向は( キ )である。
問題文の画像
  • カ:100万  キ:方向A
  • カ:100万  キ:方向B
  • カ:10万  キ:方向A
  • カ:10万  キ:方向B

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