共通テスト(理科) 過去問
令和5年度(2023年度)本試験
問68 (地学基礎(第4問) 問2)

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問題

共通テスト(理科)試験 令和5年度(2023年度)本試験 問68(地学基礎(第4問) 問2) (訂正依頼・報告はこちら)

日本列島の地学的な特徴により、私たちはさまざまな自然災害をこうむることがある一方、多くの恵みも受けている。このような自然の恵みに関する次の問いに答えよ。

次の文章を読み、( ア )~( ウ )に入れる語句の組合せとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。

セメントの原料となる石灰岩は、日本国内で100%自給可能な重要な資源である。日本の各地に分布する古生代後期の石灰岩は、おもに、海底に生息していた( ア )などの遺骸(いがい)からなる生物起源の堆積物が( イ )を受けてできたものである。さらに、石灰岩が( ウ )を受けて粗粒になったものが結晶質石灰岩(大理石)で、両者ともに石材や工業原料として広く利用されており、生物活動と地質過程が織りなす恵みを私たちは享受(きょうじゅ)していることになる。
  • ア:サンゴやフズリナ  イ:変成作用  ウ:続成作用
  • ア:サンゴやフズリナ  イ:続成作用  ウ:変成作用
  • ア:放散虫  イ:変成作用  ウ:続成作用
  • ア:放散虫  イ:続成作用  ウ:変成作用

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この過去問の解説 (2件)

01

この問題は、石灰岩のでき方について問われています。

 

まず、石灰岩は主に「サンゴやフズリナ」といった炭酸カルシウムの殻を持つ生物の遺骸からできます。

海底にたまった生物の遺骸は、圧縮・固結して石灰岩となります。この過程を続成作用といいます。

そして、石灰岩が高温・高圧を受け、結晶が粗くなり、大理石となります。この石灰岩から大理石になる作用を変成作用といいます。

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02

この問題は、石灰岩の成り立ちに関する一連の地質過程(生物起源・続成作用・変成作用)を正しく理解しているかを問うものです。

選択肢2. ア:サンゴやフズリナ  イ:続成作用  ウ:変成作用

まず(ア)についてです。
石灰岩は、海に生息していたサンゴやフズリナなど、炭酸カルシウムをもつ生物の遺骸がもとになっています。
※放散虫はケイ酸質であり、石灰岩の主成分ではありません。

 

次に(イ)についてです。
堆積した生物の遺骸は、圧密や固結などの作用を受けて岩石になります。この過程は続成作用といいます。

 

最後に(ウ)についてです。
石灰岩がさらに高温・高圧の影響を受けると、結晶が大きくなり大理石(結晶質石灰岩)になります。この変化は変成作用です。

まとめ

したがって正しい組合せは

「ア:サンゴやフズリナ イ:続成作用 ウ:変成作用」 

です。

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