大学入学共通テスト(理科) 過去問
令和5年度(2023年度)本試験
問126 (化学(第4問) 問4(2))
問題文
あるトリグリセリドX(分子量882)の構造を調べることにした。(a)Xを触媒とともに水素と完全に反応させると、消費された水素の量から、1分子のXには4個のC=C結合があることがわかった。また、Xを完全に加水分解したところ、グリセリンと、脂肪酸A(炭素数18)と脂肪酸B(炭素数18)のみが得られ、AとBの物質量比は1:2であった。トリグリセリドXに関する次の問いに答えよ。
トリグリセリドXを完全に加水分解して得られた脂肪酸Aと脂肪酸Bを、硫酸酸性の希薄な過マンガン酸カリウム水溶液にそれぞれ加えると、いずれも過マンガン酸イオンの赤紫色が消えた。脂肪酸A(炭素数18)の示性式として最も適当なものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
大学入学共通テスト(理科)試験 令和5年度(2023年度)本試験 問126(化学(第4問) 問4(2)) (訂正依頼・報告はこちら)
あるトリグリセリドX(分子量882)の構造を調べることにした。(a)Xを触媒とともに水素と完全に反応させると、消費された水素の量から、1分子のXには4個のC=C結合があることがわかった。また、Xを完全に加水分解したところ、グリセリンと、脂肪酸A(炭素数18)と脂肪酸B(炭素数18)のみが得られ、AとBの物質量比は1:2であった。トリグリセリドXに関する次の問いに答えよ。
トリグリセリドXを完全に加水分解して得られた脂肪酸Aと脂肪酸Bを、硫酸酸性の希薄な過マンガン酸カリウム水溶液にそれぞれ加えると、いずれも過マンガン酸イオンの赤紫色が消えた。脂肪酸A(炭素数18)の示性式として最も適当なものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
- CH3(CH2)16COOH
- CH3(CH2)7CH=CH(CH2)7COOH
- CH3(CH2)4CH=CHCH2CH=CH(CH2)7COOH
- CH3CH2CH=CHCH2CH=CHCH2CH=CH(CH2)7COOH
- CH3CH2CH=CHCH2CH=CHCH2CH=CHCH2CH=CH(CH2)4COOH
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説
前の問題(問123)へ
令和5年度(2023年度)本試験 問題一覧
次の問題(問127)へ