大学入学共通テスト(理科) 過去問
令和5年度(2023年度)本試験
問145 (生物(第4問) 問1)

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問題

大学入学共通テスト(理科)試験 令和5年度(2023年度)本試験 問145(生物(第4問) 問1) (訂正依頼・報告はこちら)

次の文章を読み、後の問いに答えよ。

植物は、窒素を硝酸イオン(NO3)やアンモニウムイオン(NH4)として、リンをリン酸イオンとして根から吸収し、(a)有機物の合成に用いている。窒素とリンはどちらも植物の成長に不可欠であり、どちらか一方でも不足すると、植物の成長が妨げられる。窒素やリンは自然界においても不足しやすく、(b)生態系の純生産量が制限される要因になる。植物Mが優占する3か所の地点A~Cにおいて、土壌水分中の窒素とリンの濃度を調べたところ、図1のように、場所によって濃度が異なっていた。
マメ科の植物など根粒菌と共生する一部の植物は、(c)根粒菌の窒素固定を通じて窒素を補うことで、窒素が不足する土壌でも成長することができる。しかし、多くの場所において土壌中の窒素が不足しているにもかかわらず、(d)根粒菌などの細菌との共生を通じて窒素を得る植物が常に有利であるわけではない。

下線部(a)についての記述として誤っているものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
問題文の画像
  • 核酸の合成とATPの合成のどちらにも、窒素とリンの両方が必要である。
  • アミノ酸は、タンパク質以外の有機窒素化合物の合成にも利用される。
  • タンパク質の合成過程では、アミノ酸の側鎖どうしがペプチド結合でつながることで、立体構造がつくられる。
  • カルビン・ベンソン回路によってCO2が固定される反応には、窒素を成分とする有機物の働きが必要である。

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