共通テスト(理科) 過去問
令和5年度(2023年度)追・再試験
問52 (地学基礎(第1問) 問5)

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問題

共通テスト(理科)試験 令和5年度(2023年度)追・再試験 問52(地学基礎(第1問) 問5) (訂正依頼・報告はこちら)

岩石に関する次の問いに答えよ。

次の文章を読み、ウ・エに入れる語の組合せとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。

ある地域から深成岩Aと深成岩Bを採取した。次の図1は、それぞれの深成岩の色指数を測定するために、研磨面に5mm方眼の透明シートをのせ、有色鉱物を黒いペンで写し取ったものである。黒色で塗られていない部分は無色鉱物を表している。この深成岩Aと深成岩Bを比較すると、深成岩Aの方がFe(鉄)やMg(マグネシウム)はより( ウ )と推測できる。また、深成岩Bの方が密度はより( エ )と推測できる。
問題文の画像
  • ウ:多い  エ:大きい
  • ウ:多い  エ:小さい
  • ウ:少ない  エ:大きい
  • ウ:少ない  エ:小さい

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この過去問の解説 (3件)

01

深成岩に含まれる有色鉱物(黒っぽい鉱物)の量は岩石の化学組成と密度に深く関わります。

有色鉱物にはFe(鉄)やMg(マグネシウム)が多く含まれており、これらが多いほど岩石の密度は大きくなります。

では、問題を見てみましょう。

選択肢2. ウ:多い  エ:小さい

(ウについて)

問題の図では深成岩Aは深成岩Bに比べて有色鉱物(黒いマーク)の面積が多くなっています。

有色鉱物はFeやMgを豊富に含むため、AはBに比べてFe・Mgの量が「多い」といえます。

 

(エについて)

Fe・Mgを多く含む有色鉱物が多いほど岩石の密度は大きくなります。

Aの有色鉱物がBより多いため、AはBより密度が大きく、BはAより密度が「小さい」といえます。

 

そのため、この選択肢は正しいです。

まとめ

・有色鉱物が多い(色が濃い深成岩)→ Fe・Mg多 → 密度大

・有色鉱物が少ない(色が薄い深成岩)→ Fe・Mg少 → 密度小

・例:斑れい岩(有色鉱物多・密度大)↔ 花こう岩(有色鉱物少・密度小)

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02

色指数(有色鉱物の割合)から、化学組成(Fe・Mgの量)と密度の違いを判断できるかを問う問題です。

選択肢2. ウ:多い  エ:小さい

図より、

深成岩A:黒い部分(有色鉱物)が多い

深成岩B:黒い部分が少ない

 

有色鉱物(黒っぽい鉱物)はFe・Mgを多く含むため、
→ 深成岩Aの方が Fe・Mgは多い

 

また、Fe・Mgを多く含む岩石ほど密度は大きくなるので、
→ 深成岩Bの方が 密度は小さい

まとめ

以上より、正しい選択肢は

ウ:多い エ:小さい

です。

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03

有色鉱物は主に、Fe(鉄)やMg(マグネシウム)が多いです。一方、無色鉱物はSiやAlが主成分で、Fe・Mgは少ないです。

深成岩Aは、方眼シートで写した有色鉱物の割合が多いことが分かります。よって、深成岩Aの方がFe(鉄)やMg(マグネシウム)はより「多い」と推測できます。

また、有色鉱物が少ないということは、Fe(鉄)やMg(マグネシウム)の密度が小さいということになります。

よって、深成岩Bの方が密度はより「小さい」と推測できます。

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