共通テスト(理科) 過去問
令和5年度(2023年度)追・再試験
問60 (地学基礎(第4問) 問1)
問題文
台風の通過に伴う強風によって、建物の倒壊などの被害が生じることがあるので、風の変化に注意する必要がある。たとえば、ある台風が通過したときに、東京における風向が東風→南風→西風のように時間変化したとする。この台風の経路として考えられるのは次の図1に示した経路A~Dのうちどれか。最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
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問題
共通テスト(理科)試験 令和5年度(2023年度)追・再試験 問60(地学基礎(第4問) 問1) (訂正依頼・報告はこちら)
台風の通過に伴う強風によって、建物の倒壊などの被害が生じることがあるので、風の変化に注意する必要がある。たとえば、ある台風が通過したときに、東京における風向が東風→南風→西風のように時間変化したとする。この台風の経路として考えられるのは次の図1に示した経路A~Dのうちどれか。最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
- 経路A
- 経路B
- 経路C
- 経路D
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この過去問の解説 (3件)
01
北半球の台風では、地表付近の風は反時計回りに吹き込みます。
台風が通過する際、観測地点での風向変化を追うことで、台風中心がどの方向を通ったかを推定できます。
では、問題を見てみましょう。
北半球の台風は反時計回りに風が吹き込むため、台風中心の位置と観測地点での風向の関係は以下の通りです。
台風中心が観測点の北にあるとき:東風が吹く
台風中心が観測点の西にあるとき:南風が吹く
台風中心が観測点の南にあるとき:西風が吹く
「東風→南風→西風」の変化は、台風中心が「北→西→南」に動いたことを示します。
これは台風が東京の西側を北から南へ通過したことを意味するため、この選択肢は正しいです。
経路Bは東京の東側を通過する経路であり、そのとき東京では風向が西→北→東と変化します。
そのため、この選択肢は誤りです。
経路Cは東京の南側を通過する経路であり、風向変化は東→北→西の方向になります。
そのため、この選択肢は誤りです。
経路Dは東京の北側を通過する経路であり、風向変化は西→南→東の方向になります。
そのため、この選択肢は誤りです。
・北半球の台風は反時計回りに風が吹き込みます。
・風向の変化から台風の経路を推定するには、反時計回りの風向パターンを手がかりにします。
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02
台風の進路と、東京での風向の時間変化の対応を判断できるかを問う問題です。
北半球の台風のまわりでは、風は反時計回りに吹きます。
東京で風向が 東風 → 南風 → 西風 と変化したということは、東京から見た台風の中心が
南側 → 西側 → 北側
へ移ったことを示します。
つまり、台風は東京の西側を南から北へ通過したと考えられます。
以上より、正しい選択肢は、
経路A
です。
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03
まず、台風の風向きの特徴について整理しましょう。
台風は、反時計回りに風が吹き込みます(北半球)。
東京での風向きが、東風→南風→西風となったということは、
・最初:台風が東京の南側にある→東風
・次:台風が東京の西側にある→南風
・最後:台風が東京の北側にある→西風
という位置関係にあります。
これをもとに各選択肢を見ていきましょう。
この台風の進路は、東京の南西側から近づき、西側を通過し、北西へ抜ける進路となります。
よって、回答は、南西から北西へ向かう進路が正しいと言えます。
東京の東側を通るため、風向きの変化が逆になるので、この選択肢は誤りとなります。
東京の南側を横切るだけで、南風から西風の変化にならないので、この選択肢は誤りとなります。
東京の北側を通るため、最初に東風になりにくいので、この選択肢は誤りとなります。
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