大学入学共通テスト(理科) 過去問
令和5年度(2023年度)追・再試験
問64 (物理(第1問) 問2)

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問題

大学入学共通テスト(理科)試験 令和5年度(2023年度)追・再試験 問64(物理(第1問) 問2) (訂正依頼・報告はこちら)

次の問いに答えよ。

次の文章中の空欄ウ・エに入れる語句の組合せとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。ただし、振り子は鉛直面内で振動し、振幅は十分小さいものとする。

軽くて伸びないひもと小球で長さLの振り子をつくり、ひもの一端を自動車の内部の天井に固定した。自動車が静止しているとき、振り子をある鉛直面内で小さく振らせると、その周期Tは重力加速度の大きさをgとしてT=2π√(L/g)となる。
この自動車を静止状態から一定の加速度aで水平方向に加速した。重力と慣性力の合力を考えると、このとき自動車の中で観測される振り子の周期は( ウ )。
自動車の速さがvに達した後、しばらく自動車を等速直線運動させた。このとき自動車の中で観測される振り子の周期は( エ )。
  • ウ:Tより長い  エ:Tより長い
  • ウ:Tより長い  エ:Tに等しい
  • ウ:Tより長い  エ:Tより短い
  • ウ:Tに等しい  エ:Tより長い
  • ウ:Tに等しい  エ:Tに等しい
  • ウ:Tに等しい  エ:Tより短い
  • ウ:Tより短い  エ:Tより長い
  • ウ:Tより短い  エ:Tに等しい
  • ウ:Tより短い  エ:Tより短い

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この過去問の解説 (1件)

01

車が移動した場合の慣性力により、振り子にかかる重力がどう変化するかを考えます。

まとめ

(ウ)

小球の重さをmとすると、小球には車の進行方向の逆向きに慣性力maと垂直方向に重力mgが作用します。

これらを合算すると、m√g2+a2となります。

この小球にかかる加速度をg’とすると、

mg'=m√g2+a2

g'=√g2+a2

となります。

振り子の周期T=2π√(L/g)のgにg'を代入すると車が加速している際の周期T’は

T=2π√(L/√g2+a2

となります。

a2>0なので

T'<T

となります。

 

(エ)

車が等速で運動している場合、a=0なので

T’=Tとなります。

 

よって、ウ:Tより短いエ:Tに等しいとなります。

 

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