共通テスト(理科) 過去問
令和5年度(2023年度)追・再試験
問65 (物理(第1問) 問3)

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問題

共通テスト(理科)試験 令和5年度(2023年度)追・再試験 問65(物理(第1問) 問3) (訂正依頼・報告はこちら)

次の問いに答えよ。

次の文章中の空欄オ・カに入れる式と数値の組合せとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。

なめらかに動くピストンのついたシリンダーに、気体を閉じ込めた熱機関がある。図2は、この熱機関の1サイクルA→B→C→Aにおける、気体の圧力pと体積Vの変化の様子を表す。A→B、B→C、C→Aの各過程における気体の内部エネルギーの変化と気体がする仕事は表1のとおりである。この表を利用して、過程A→Bにおいて気体が吸収する熱量を計算すると( オ )となる。また、過程B→Cと過程C→Aにおいて、気体は熱を放出することがわかる。これらのことをもとにし、この熱機関の熱効率を計算すると( カ )となる。
問題文の画像
  • オ:16p0V0  カ:1/8
  • オ:16p0V0  カ:1/4
  • オ:16p0V0  カ:4
  • オ:16p0V0  カ:8
  • オ:24p0V0  カ:1/12
  • オ:24p0V0  カ:1/6
  • オ:24p0V0  カ:6
  • オ:24p0V0  カ:12

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この過去問の解説 (2件)

01

解答 オ:24p0V0  カ:1/12

 

オの解説

熱力学第一法則より、

(気体の内部エネルギーの変化量)=(気体が吸収した熱量)−(気体がした仕事)

つまり

(気体が吸収した熱量)=(気体の内部エネルギーの変化量)+(気体がした仕事)

です。よって気体が吸収した熱量は

A→B:24p0V0+24p0V0=24p0V0

B→C:−15p0V0+0=−15p0V0

C→A:(−5p0V0)+(−2p0V0)=−7p0V0

です。

よって オ:24p0V0 となります。

 

カの解説

吸熱: 24p0V0(A→B)

発熱: 22p0V0(B→CとC→A)

に注意します。

 

(熱効率)

={(吸熱)−(発熱)}/(吸熱)

=2p0V0/24p0V0

=1/12

 

よって答えは カ:1/12 となります。

選択肢5. オ:24p0V0  カ:1/12

この選択肢が正解となります。

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02

熱力学の問題です。

 

まとめ

熱力学第一法則より、気体が吸収する熱量Qは、

Q=ΔU(内部エネルギー変化)+W(気体がする仕事)

です。

よって表1より、

Q=20p0V0 +4p0V0

=24p0V0

となります。

熱効率eは1サイクルで気体がする仕事/気体の吸収熱量Qです。

表1より、1サイクルで気体がする仕事=4p0V0+(-2p0V0)

=2p0V0

なので、

e=2p0V0/24p0V0

=1/12となります。

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