大学入学共通テスト(理科) 過去問
令和5年度(2023年度)追・再試験
問118 (生物(第2問) 問3)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

大学入学共通テスト(理科)試験 令和5年度(2023年度)追・再試験 問118(生物(第2問) 問3) (訂正依頼・報告はこちら)

次の文章を読み、後の問いに答えよ。

哺乳類の卵膜の形成には、卵膜に含まれるタンパク質Yが数珠(じゅず)状に連なって、長い繊維へと伸長することが必要である。タンパク質Yをつくる遺伝子Yの変異型遺伝子Y1~Y3には、正常な遺伝子とのヘテロ接合で、卵膜が形成されないものと、卵膜が形成されるものとがある。次の記述は各変異型遺伝子からつくられる変異型タンパク質Y1~Y3について、それぞれの働きを示したものである。これらの記述から導かれる後の考察文中のア~ウに入る語句の組合せとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。

変異型タンパク質Y1:細胞外に分泌されて繊維に組み込まれるが、組み込まれるとそこで繊維の伸長を妨げる。
変異型タンパク質Y2:細胞外に分泌されるが、繊維に組み込まれない。
変異型タンパク質Y3:細胞外に分泌されず、正常なタンパク質Yの分泌を妨げる。

正常な遺伝子と変異型遺伝子Y1のヘテロ接合では、卵膜は( ア )、正常な遺伝子と変異型遺伝子Y2のヘテロ接合では、卵膜は( イ )、正常な遺伝子と変異型遺伝子Y3のヘテロ接合では、卵膜は( ウ )、と考えられる。
  • ア:形成される  イ:形成される  ウ:形成される
  • ア:形成される  イ:形成される  ウ:形成されない
  • ア:形成される  イ:形成されない  ウ:形成される
  • ア:形成される  イ:形成されない  ウ:形成されない
  • ア:形成されない  イ:形成される  ウ:形成される
  • ア:形成されない  イ:形成される  ウ:形成されない
  • ア:形成されない  イ:形成されない  ウ:形成される
  • ア:形成されない  イ:形成されない  ウ:形成されない

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (2件)

01

ヘテロ接合なので、正常タンパク質の働きを妨げなければ、卵膜は形成されます。

ア:変異型タンパク質Y1の説明文中に繊維の伸長を妨げるとあるので、卵膜は形成されません。

イ:タンパク質Y2の説明文中に繊維に組み込まれないとあるので、卵膜は形成されます。

ウ:タンパク質Y3の説明文中に正常なタンパク質Yの分泌を妨げるとあるので、卵膜は形成されません。

選択肢6. ア:形成されない  イ:形成される  ウ:形成されない

正解です。

参考になった数0

02

ア:正常な遺伝子と変異型遺伝子Y1が混ざって繊維を作ると、必ずY1が入り込み、そこから伸長が止まります。伸長が止まることは長く連なった繊維が作れないため、卵膜が形成されないと考えられます。よって、「形成されない」です。

イ:変異型遺伝子Y2は繊維に組み込まれません。そのため、組み込まれるのは正常Yだけとなります。正常Yと変異型遺伝子Y2のヘテロ接合になるため、量が半分になりますが、機能自体は妨げられていません。そのため、卵膜は形成されると考えられます。よって、「形成される」です。

ウ:Y3は分泌されず、さらに正常なタンパク質Yの分泌を妨げます。
そのため、Y3、Yともに分泌されず、卵膜が形成されないと考えられます。よって、「形成されない」です。

参考になった数0