共通テスト(理科) 過去問
令和6年度(2024年度)本試験
問13 (物理基礎(第3問) 問4)
問題文
空気中を伝わる音について、次の問いに答えよ。ただし、風の影響は無視できるものとする。
音の速さを三つの異なる方法で測定した。
2番目の方法として、「ピッ」という音を一定の間隔で1分間に300回出す装置(電子式メトロノーム)を使い、次の手順で音の速さを測定した。
まず、AさんとBさんは、それぞれメトロノームを持って集まり、その場所で二つのメトロノームから出る「ピッ」という音が同時に聞こえるようにした。次に、一つのメトロノームを持ったAさんが、もう一つのメトロノームを持ってその場にとどまっているBさんから、ゆっくりと遠ざかっていった。すると、Bさんには「ピッ」という音がずれて聞こえるようになった。やがて、AさんがBさんから70m離れたときに、再びBさんには二つのメトロノームから出る「ピッ」という音が同時に聞こえた。この結果から求められる音の速さとして最も適当なものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
音の速さを三つの異なる方法で測定した。
2番目の方法として、「ピッ」という音を一定の間隔で1分間に300回出す装置(電子式メトロノーム)を使い、次の手順で音の速さを測定した。
まず、AさんとBさんは、それぞれメトロノームを持って集まり、その場所で二つのメトロノームから出る「ピッ」という音が同時に聞こえるようにした。次に、一つのメトロノームを持ったAさんが、もう一つのメトロノームを持ってその場にとどまっているBさんから、ゆっくりと遠ざかっていった。すると、Bさんには「ピッ」という音がずれて聞こえるようになった。やがて、AさんがBさんから70m離れたときに、再びBさんには二つのメトロノームから出る「ピッ」という音が同時に聞こえた。この結果から求められる音の速さとして最も適当なものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
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問題
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共通テスト(理科)試験 令和6年度(2024年度)本試験 問13(物理基礎(第3問) 問4) (訂正依頼・報告はこちら)
空気中を伝わる音について、次の問いに答えよ。ただし、風の影響は無視できるものとする。
音の速さを三つの異なる方法で測定した。
2番目の方法として、「ピッ」という音を一定の間隔で1分間に300回出す装置(電子式メトロノーム)を使い、次の手順で音の速さを測定した。
まず、AさんとBさんは、それぞれメトロノームを持って集まり、その場所で二つのメトロノームから出る「ピッ」という音が同時に聞こえるようにした。次に、一つのメトロノームを持ったAさんが、もう一つのメトロノームを持ってその場にとどまっているBさんから、ゆっくりと遠ざかっていった。すると、Bさんには「ピッ」という音がずれて聞こえるようになった。やがて、AさんがBさんから70m離れたときに、再びBさんには二つのメトロノームから出る「ピッ」という音が同時に聞こえた。この結果から求められる音の速さとして最も適当なものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
音の速さを三つの異なる方法で測定した。
2番目の方法として、「ピッ」という音を一定の間隔で1分間に300回出す装置(電子式メトロノーム)を使い、次の手順で音の速さを測定した。
まず、AさんとBさんは、それぞれメトロノームを持って集まり、その場所で二つのメトロノームから出る「ピッ」という音が同時に聞こえるようにした。次に、一つのメトロノームを持ったAさんが、もう一つのメトロノームを持ってその場にとどまっているBさんから、ゆっくりと遠ざかっていった。すると、Bさんには「ピッ」という音がずれて聞こえるようになった。やがて、AさんがBさんから70m離れたときに、再びBさんには二つのメトロノームから出る「ピッ」という音が同時に聞こえた。この結果から求められる音の速さとして最も適当なものを、次の選択肢のうちから一つ選べ。
- 280m/s
- 300m/s
- 340m/s
- 350m/s
- 370m/s
- 420m/s
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この過去問の解説 (3件)
01
350m/sが正答となります。
音の速さは、
v=fλ
より求められます。
このときの周波数fは、1秒あたりの振動数(/s)
このときの波長λは、音の波の山谷をひとつずつ含んだ長さ(m)
です。
Bさんを起点としてAさんが離れたとき、音が同時に聞こえる状況を言い換えてみましょう。
AさんとBさんは開放された空間で音を聞いているため、条件は開口端の波長と同一に考えることができます。
開口端では端と端に定常波の腹ができ、その位相は同一か真逆かになるのが特徴です。
開口端の図をぜひ書いてみてください。
AさんとBさんの音が初めて一致するということは、AとBの位置で位相が一致し、AB間の距離で初めて1波長となったことを表します。
1波長分の距離=0からスタートして音が初めて同時に聞こえたときのAB間の距離=70m
のため、
λ=70(m)
となります。
周波数は1分あたり300回のため、1秒あたりになおして、
f=300/60(/s)
となります。
よって音の速さvは、
v=300/60×70
=350(m/s)
となります。
このが適当となります。
AB間を開口端と見なした際に引っかかりやすいのは、λ/2を1波長と考えてしまうことです。
このときAとBで位相は逆であり、Bさんの聞くAさんの音は裏拍となっています。
波長の長さは山谷ひとつずつを含むことに気をつけましょう。
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02
メトロノームの音の間隔を求めると1分間に300回音が鳴るので、0.2秒ごとに音が出ます。
AさんがBさんから遠ざかると、Aさんのメトロノームの音は、距離が離れた分だけ遅れてBさんに届くようになります。 70m離れたときに再び同時に聞こえたということは、Aさんからの音がBさんに届くのにかかった時間が、ちょうどメトロノームの音の間隔1回分(0.2秒)と一致したことを意味します。
よって
V = 70 (m) ÷ 0.2 (s) = 350 (m/s)
となります。
よってこの選択肢が正解となります。
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03
解答 350m/s
解説
問題文中に登場する、「ピッ」という音を一定の間隔で
1分間に300回出すメトロノームは5Hzの音源と解釈できます。
(1分:300回=60秒:300回=1秒:5回)
AさんとBさんが離れていくと、Bさん視点では手元から聞こえる音と
相手の手元から聞こえる音がだんだんずれていき、70m離れた地点で
ちょうど1周期分ずれが発生したことがわかります。Aさんの手元から
出た音が70m伝達するのにちょうど1周期分の時間がかかったことを
意味します。つまり、70mが波長に相当します。
速さV、周波数f、波長λについてV=fλより、
V = 5 Hz × 70 m = 350 m/s
よって答えは 350m/s となります。
この選択肢が正解となります。
波長について、
①波1個分の長さ(山と山の間隔など)が波長である
②1周期分の時間で波が伝達する距離は波長に相当する
の2点を押さえておきましょう。
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