共通テスト(理科) 過去問
令和6年度(2024年度)本試験
問57 (地学基礎(第2問) 問3)

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問題

共通テスト(理科)試験 令和6年度(2024年度)本試験 問57(地学基礎(第2問) 問3) (訂正依頼・報告はこちら)

海洋に関する次の問いに答えよ。

海洋の熱収支と海面水温に関する次の文章を読み、( ア )・( イ )に入れる語の組合せとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。

地球の海洋全体の熱収支は、潜熱・顕熱(熱伝導)による大気と海洋の間の熱のやり取りや、海面における電磁波の吸収・放出などによって決まっている。潜熱については、海水の蒸発が海面水温を( ア )。一方、電磁波については、海面からの( イ )の放出が夜間において海面水温を下げる。
  • ア:下げる  イ:可視光線
  • ア:下げる  イ:赤外線
  • ア:上げる  イ:可視光線
  • ア:上げる  イ:赤外線

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この過去問の解説 (3件)

01

海洋の熱収支は、潜熱・顕熱・電磁波(赤外線・可視光線)のやり取りによって決まります。

特に、蒸発赤外線放射が海面水温に大きく影響します。

では、問題を見てみましょう。

選択肢2. ア:下げる  イ:赤外線

海水が蒸発すると、液体の水が気体(水蒸気)になるために熱を奪います(潜熱)。この熱が海面水温を下げます。

また、海面は常に赤外線(熱放射)を放出しており、夜間は太陽からの可視光線の供給がないため、赤外線放射による冷却効果が顕著になります。

そのため、この選択肢は正しいです。

まとめ

・海水の蒸発 = 潜熱を奪い海面水温を下げる

・赤外線放射 = 海面から常時放出し海面水温を下げる(夜間は特に冷却効果大)

・可視光線 = 昼間に太陽から受け取り海面水温を上げる(夜間の海面からは放出しない)

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02

海洋の熱収支における蒸発(潜熱)と放射(電磁波)の役割を理解しているかを問う問題です。

選択肢2. ア:下げる  イ:赤外線

まず(ア)についてです。
海水が蒸発するとき、周囲から熱(潜熱)を奪うため、海面水温は下がります

 

次に(イ)についてです。
夜間は太陽からの入射がなく、海面は赤外線(長波放射)として熱を放出し、温度が下がります。

まとめ

以上より、正しい選択肢は、

ア:下げる
イ:赤外線

です。

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03

海洋の熱収支には、4つのポイントがあります。

・太陽放射(短波放射)

・地球放射(長波放射)

・潜熱

・顕熱

 

海水の蒸発による潜熱とは、海水が蒸発するとき、水は蒸発するためのエネルギーを周囲から奪います。この時に使われるエネルギーを潜熱といいます。

蒸発は海面から熱を奪うため、海面の水温は「下がる」ことに繋がります。

 

また、海面は熱エネルギーを電磁波として放出します。この放射するエネルギーを「赤外線」といいます。

 

加えて、可視光線とは、太陽から入ってくる光のことであり、海面が放出するものではありません。

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