大学入学共通テスト(理科) 過去問
令和6年度(2024年度)本試験
問112 (化学(第5問) 問2)

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問題

大学入学共通テスト(理科)試験 令和6年度(2024年度)本試験 問112(化学(第5問) 問2) (訂正依頼・報告はこちら)

質量分析法に関する次の文章を読み、後の問いに答えよ。

質量分析法では、(a)きわめて微量な成分を分析することができる。この方法では、真空中で原子や分子をイオン化した後、電気や磁気の力を利用して(b)イオンを質量ごとに分離し、これを検出することで、イオン化した原子や分子の個数を知ることができる。

下線部(b)に関連して、質量分析法により、ある元素の同位体の物質量の割合を測定することで、試料中に含まれるその元素の物質量を求めることができる。
ある金属試料X中に含まれる銀Agの物質量を求めるため、次の実験Ⅰ・Ⅱを行った。金属試料X中に含まれていたAgの物質量は何molか。最も適当な数値を、後の選択肢のうちから一つ選べ。

実験Ⅰ  Xをすべて硝酸に完全に溶解させ200mLとした。この溶液中の107Agと109Agの物質量の割合を質量分析法により求めたところ、107Agが50.0%、109Agが50.0%であった。

実験Ⅱ  実験Ⅰで調製した溶液から100mLを取り分け、それに107Agの物質量の割合が100%であるAg粉末を5.00✕10−3mol添加し、完全に溶解させた。この溶液中の107Agと109Agの物質量の割合を質量分析法により求めたところ、107Agが75.0%、109Agが25.0%であった。
  • 1.00✕10−3mol
  • 5.00✕10−3mol
  • 1.00✕10−2mol
  • 5.00✕10−2mol

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この過去問の解説 (2件)

01

質量分析法についての問題です。

107Agと109Agの割合が75:25であることから求めます。

金属試料X中に含まれる銀Agの物質量をx(mol)とすると

107Ag:x/2mol

109Ag:x/2mol

と表せる。

 

半分に分けAg粉末を加えることより

107Ag:x/4+5.0×10-3mol

109Ag:x/4mol

となります。

 

割合を用いると

{x/4+5.0×10-3mol}/{x/4mol}=75/25

となりこの方程式を解くと、

x=1.00×10-2molとなる。

選択肢3. 1.00✕10−2mol

この選択肢が正解となります。

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02

107Agの差分から、Agの物質量を求める問題です。

 

選択肢3. 1.00✕10−2mol

X中のAgの物質量をnmolとすると、107Ag=109Ag=1/2nmolです。

半分量を取り出したので、

107Ag:1/4n+5×10-3mol

109Ag:1/4nmol

で、この比率が75:25になります。

(1/4n+5×10-3)÷(1/4n)=75/25

n=1×10-2molです。

 

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