大学入学共通テスト(理科) 過去問
令和5年度(2023年度)本試験
問38 (生物基礎(第1問) 問2)

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問題

大学入学共通テスト(理科)試験 令和5年度(2023年度)本試験 問38(生物基礎(第1問) 問2) (訂正依頼・報告はこちら)

次の文章を読み、後の問いに答えよ。

(a)地球上に出現した最初の生物は原核生物であり、原核生物の進化によって真核生物が出現したと考えられている。真核細胞の一部は葉緑体を持つが、葉緑体の起源は真核細胞に共生したシアノバクテリアであるとされる。(b)長い共生の歴史のなかで独立して代謝を行うことができなくなったシアノバクテリアが、葉緑体になったと推測されている。

下線部(b)に関連して、葉緑体を持つ藻類が動物細胞に取り込まれて共生している例が知られている。この例で、藻類が動物細胞に取り込まれた直後と、その共生の関係が長く続いたときとを比べた場合にみられる、藻類と動物細胞の代謝の変化に関する次の文章中の( ア )~( ウ )に入る語句の組合せとして最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。

藻類から動物細胞へ( ア )が供給されるため、動物細胞が生存できる可能性が高くなると考えられる。藻類は、動物細胞が生成するアミノ酸などを栄養分として利用するようになり、その結果、この栄養分を取り込む働きを持つタンパク質の遺伝子の発現が( イ )する。動物細胞では、この栄養分を生成するために働くタンパク質の遺伝子の発現が( ウ )する。
  • ア:二酸化炭素  イ:上昇  ウ:上昇
  • ア:二酸化炭素  イ:上昇  ウ:低下
  • ア:二酸化炭素  イ:低下  ウ:上昇
  • ア:二酸化炭素  イ:低下  ウ:低下
  • ア:糖  イ:上昇  ウ:上昇
  • ア:糖  イ:上昇  ウ:低下
  • ア:糖  イ:低下  ウ:上昇
  • ア:糖  イ:低下  ウ:低下

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