大学入学共通テスト(理科) 過去問
令和5年度(2023年度)本試験
問104 (化学(第1問) 問4(4))
問題文
硫化カルシウムCaS(式量72)の結晶構造に関する先の記述を読み、後の問いに答えよ。
図2に示すような配列の結晶構造をとる物質はCaS以外にも存在する。そのような物質では、下線部(a)に示すのと同様に、結晶中で陽イオンどうし、および陰イオンどうしが互いに接していないものが多い。結晶を構成する2種類のイオンのうち、イオンの大きさが大きい方のイオン半径をR、小さい方のイオン半径をrとして結晶の安定性を考える。このとき、Rが(√[ ウ ]+[ エ ])r以上になると、図2に示す単位格子の断面の対角線(破線)上で大きい方のイオンどうしが接するようになる。その結果、この結晶構造が不安定になり、異なる結晶構造をとりやすくなることが知られている。
空欄[ ウ ]、[ エ ]に数字を当てはめた式として最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
(√[ ウ ]+[ エ ])r
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
大学入学共通テスト(理科)試験 令和5年度(2023年度)本試験 問104(化学(第1問) 問4(4)) (訂正依頼・報告はこちら)
硫化カルシウムCaS(式量72)の結晶構造に関する先の記述を読み、後の問いに答えよ。
図2に示すような配列の結晶構造をとる物質はCaS以外にも存在する。そのような物質では、下線部(a)に示すのと同様に、結晶中で陽イオンどうし、および陰イオンどうしが互いに接していないものが多い。結晶を構成する2種類のイオンのうち、イオンの大きさが大きい方のイオン半径をR、小さい方のイオン半径をrとして結晶の安定性を考える。このとき、Rが(√[ ウ ]+[ エ ])r以上になると、図2に示す単位格子の断面の対角線(破線)上で大きい方のイオンどうしが接するようになる。その結果、この結晶構造が不安定になり、異なる結晶構造をとりやすくなることが知られている。
空欄[ ウ ]、[ エ ]に数字を当てはめた式として最も適当なものを、後の選択肢のうちから一つ選べ。
(√[ ウ ]+[ エ ])r
- (√2+1)r
- (√2+2)r
- (√2+3)r
- (√3+4)r
- (√3+5)r
- (√3+6)r
- (√5+1)r
- (√5+2)r
- (√5+3)r
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説
前の問題(問103)へ
令和5年度(2023年度)本試験 問題一覧
次の問題(問106)へ